〔 医療/医薬/介護 一般社団法人日本カイロプラクターズ協会 2015年09月21日 〕
【プレスリリース概要】
毎年10月16日は、世界中で運動器の10年(BJD: Bone and Joint Decade)活動週間の一環として世界脊椎デー(World Spine Day)の啓蒙活動が行われています。2015年のテーマは「職場での姿勢に気をつけよう(Your Back at Work)」です。
【プレスリリース内容】
毎年10月16日は、世界中で運動器の10年(BJD: Bone and Joint Decade)活動週間の一環として世界脊椎デー(World Spine Day)の啓蒙活動が行われています。2015年のテーマは「職場での姿勢に気をつけよう(Your Back at Work)」です。
腰痛、頚部痛、側弯症、椎間板疾患などの脊椎に関連する各種疾患は、仕事や日常生活、快適な睡眠を妨げる恐れがあり、様々な健康障害につながる可能性があることが指摘されています。特に不良姿勢や運動不足が腰痛や頚部痛などの脊椎関連疾患を引き起こす要因であるとする研究報告も出されています。その他、以下のような内容も報告されています。
・ 約80%の人が腰痛もしくは頚部痛を一生に一度経験する。
・ 労働人口の50%は少なくとも年一回、腰痛もしくは頚部痛を経験する。
・ 水の収集作業や農業などの動作は、脊椎疼痛のリスクを増加させる
・ 加齢は脊椎疼痛で一番多いリスクファクター(危険因子)であり、低中所得国で人口の高齢化による影響が大きいと推測される。
・ 腰痛と頚部痛は、職場の病欠でよくあげられる理由の一つである。
・ 腰痛は、医師を訪れる理由として風邪に続いて二番目に多い。
こうした問題は、正しい姿勢を心掛けて、身体を動かすことの重要性を理解することで比較的簡単に防ぐことができると言われています。日本カイロプラクターズ協会(JAC)は、世界脊椎デーにおいて世界中のヘルスケア提供者・医療提供者と協力して、脊椎疾患を防ぐためのアドバイスや脊椎疾患の理解を深める活動を行っています。日本カイロプラクターズ協会会員は活動として、正しい姿勢を保つアドバイスや背骨を適切に動かすエクササイズを指導しています。多くの人々が、正しい姿勢と身体を動かすことの重要性を認識することで、様々な脊椎疾患を防ぐことができます。
※その他のBJD 世界活動週間の啓蒙日です。
・ 10 月12 日: 世界関節炎デー(World Arthritis Day)
・ 10 月17 日: 世界外傷デー(World Trauma Day)
・ 10 月19 日: 世界小児運動器デー(World Pediatric Bone and Joint Day)
・ 10 月20 日: 世界骨粗鬆症デー(World Osteoporosis Day)
世界脊椎デー 英語公式ページ
http://www.worldspineday.org/
世界脊椎デー 日本語ページ
http://www.jac-chiro.org/worldspineday.html
運動器の10 年(BJD) 英語公式ページ
http://bjdonline.org/
総務省 統計局 なるほど統計学園
http://www.stat.go.jp/naruhodo/c3d1016.htm
世界カイロプラクティック連合
http://www.wfc.org/
日本カイロプラクターズ協会
http://www.jac-chiro.org/
日本カイロプラクターズ協会 認定オフィス
http://www.jac-chiro.org/kensaku_all.html
【プレスリリース連絡先】
一般社団法人日本カイロプラクターズ協会事務局
電話&FAX 03-3578-9390
Eメール info@jac-chiro.org