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その他 Grassroots Water Limited 2015年11月17日


【プレスリリース概要】
ケニアの民間水事業会社でインターン中の早稲田大学5年の筒井智之と滋賀大学4年栫井啓太郎はケニアで実際に起こっている水問題解決に貢献するため、ケニア人社長の元、民間企業の新規事業としてプロジェクトを立ち上げました。

【プレスリリース内容】
アフリカにいる大学生2人が
水道普及プロジェクトを立ち上げ、奮闘中。
-水道普及のためにケニアに来たが、自分たちの家にも水道がなかった。

ケニアの民間水事業会社でインターン中の早稲田大学5年の筒井智之と滋賀大学4年栫井啓太郎はケニアで実際に起こっている水問題解決に貢献するため、ケニア人社長の元、民間企業の新規事業としてプロジェクトを立ち上げました。

プロジェクトサイトであるコランド(キスム西部に位置する農村部)では、村の北部と南部というだけで大きな格差がありました。南部には水道管が存在しません。そのため、水道がありません。南部に住む人々は北部まで水を取りに行くか、近くの濁った川や雨水を利用して生活しています。ここには本当に水に問題を抱えている人々が存在します。実際に水由来の病気で苦しんでいる人々も存在します。日本で見たテレビの向こう側の世界がここには存在しました。南部に住む人々が安全な水にアクセスできる環境、将来的に水道を引ける環境を整える為に北部から水道管を延長し、ウォーターキオスク(水を量り売りする施設)を設置することを決めました。

このプロジェクトを成功させることができれば、3つの問題を解決することができます。
●時間の節約-水を運ぶ時間を減らすことができる。
●経済的な負担の軽減-将来的に各家庭に水道を引く事が出来れば、従来の水道料金で水を得る事ができる。
●水由来の病気の減少-容易に安全な水にアクセスできる環境を整えることができる。
現在、プロジェクトの資金調達のためクラウドファンディングにも挑戦中です。
https://readyfor.jp/projects/tapwaterproject-inkenya
目標金額50万円からスタートし、現在は更なる事業拡大と運営資金調達のため120万円を目指して挑戦中です。本プロジェクトは11月28日23時締め切りです。
プロジェクトHPはこちらです。
http://tapwaterprojectink.wix.com/tapwaterproject

水を汲む子ども達/水を運ぶ女性
海外インターンシップエージェント“AJITORA”経由でケニアの現地民間水事業会社(Grassroots Water Limited)でインターン中の大学生2人(早稲田大学 筒井、滋賀大学 栫井)が、ケニアの水問題解決に貢献するためインターン先の会社でプロジェクトを立ち上げました。
ルオ族が住むケニアのコランドという村で水道管がない地域に水道管を延長し、ウォーターキオスク(水を量り売りする施設)を建設します。

今回のプロジェクトサイトであるコランド(キスム西部の農村部)という村は、
キスムブシアロードという道路を境にして北部と南部に分けることができます。
北部にはキスムブシアロードを沿うようにして政府水道局の作った水道管が引かれているのですが、南部にはなんと水道管自体が存在しないのです。私たちも南部に住んでいるため、家に水道がありません。
そのため、南部に住んでいる人々は毎日北部の水道のある家まで水を買いに行きます。南部の奥地に住んでいる人々は距離的に北部まで水を買いに行くことすら難しいため、近くの川や雨水を飲み水や生活用水に利用しています。もしくは、水を運んでくる商人から水道の値段の約20倍で水を購入しています。私たちの家も南部に位置しているため、水道はありません。日本で生活しているときには想像もできませんでしたが、水道のない生活の不自由さ、水を運ぶ大変さ、水のありがたみを日々の生活を通じて痛感しています。
そこで私たちは北部から南部に水道管を延長し、誰もが簡単に安く安全な水にアクセスできるウォーターキオスク(水を量り売りする施設)を設置することにしました。

これによって南部の人たちが、安全な水にアクセスできる環境作りが進み、水を運ぶための時間の節約にもなります。

そして、将来的には、新しく引いた水道管から各家庭もしくは複数の家庭をグループにして水道を引く予定です。現在、人々は5KSh(ケニアシリング)/20Lで安全な水を購入していますが、もし水道を引けるようになれば1KSh/20Lしかかかりません。つまり、20Lあたり4KShの節約につながります。
(※1KSh=約1.2円)
このプロジェクトが成功した暁には、南部に住む人々が容易に安全な水にアクセスできる環境が整い、家庭に水道を引くことも可能になります。
ケニアにおいて水汲みは女性や子供たちの仕事です。水汲みに費やしていた時間を節約できることができれば、女性はその時間を所得向上のための活動や子供たちと接する時間に、子供たちは勉強をしたり本を読んだりする時間に充てる事が出来るのです。

そこで今回、北部から南部へ水道管を延長するための費用とウォーターキオスクを設置するための費用が必要となりました。資金調達のため、現在クラウドファンディングにも挑戦中です。現在、120万円を目指して挑戦中です。本プロジェクトは11月28日23時締め切りです。
https://readyfor.jp/projects/tapwaterproject-inkenya


■ プロジェクトメンバー

筒井智之(早稲田大学5年)
-大学では色彩心理学を専攻。中国上海の復旦大学に1年間交換留学。中国ではジャーナリズムを学ぶ。中国での日系ボイラーメーカーでのインターンを通じて、水ビジネスに興味を持つ。その後、2留を覚悟し、ケニアに飛び込む。ケニアには専攻である色彩心理学視点からの水環境調査と民間企業視点からの水ビジネスの仕組みを学びに来た。官民連携国家留学奨学金「トビタテ留学JAPAN 日本代表プログラム」の日本代表生でもある。本プロジェクトメインメンバーの1人。

栫井啓太郎(滋賀大学4年)
-大学では経済学を専攻。大学3年まで体育会サッカー部に所属し、サッカー漬けの日々を送る。しかし、世界を股にかけて働きたいという思いに突き動かされ、部活を引退後、1年間の海外武者修行を決意。ビジネスを通じて途上国の持続可能な発展に貢献したい、生命の源である水に対して問題を抱えている人々に解決策を提供したいという思いのもと、部活動で培ったバイタリティーを武器にケニアの現地民間企業でインターンシップを行っている。本プロジェクトメインメンバーの1人。

■会社概要
商号   : Grassroots Water LTD.
代表者  : 代表取締役 Edwards Bob Hawi
所在地  : Cargen House, Harambee Avenue, Nairobi
設立   : 2011年
事業内容    :・ウォーターキオスク、ウォータータンカーを通じて家庭に水道のない人々に安全な水の供給
・政府の水道局に対して水の浄化剤の販売
URL      : https://web.facebook.com/Grassroots-Water-612074938861580/?fref=ts
http://tapwaterprojectink.wix.com/tapwaterproject


■本件に関するお問い合わせ先
担当者名:筒井智之 栫井啓太郎
Email:tapwaterproject.inkenya@gmail.com
電話番号:+254 0733211741

【プレスリリース連絡先】
tapwaterproject.inkenya@gmail.com