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その他 ニッポン手仕事図鑑(株式会社ファストコム) 2018年10月17日


【プレスリリース概要】
「このままだと、ひとつの伝統がなくなってしまうかもしれない…」
街の文化を守るため、様々な取り組みを行う静岡県掛川市。
伝統工芸品である葛布(くずふ)を残し伝えていきたいという依頼を受け、ニッポン手仕事図鑑を運営する株式会社ファストコムは、PR動画を制作。公開を開始いたしました。
https://goo.gl/GUvBsf

【プレスリリース内容】
■800年の伝統を動画で残す
日本には豊かな文化を持つ伝統工芸や、優れた技術を持つ職人がいます。
しかし、後継者の不足から、長年培われてきたそれらが途絶えかけているという声があるのも事実です。

静岡県掛川市も、そのひとつでした。
この土地には、鎌倉時代以前より800年以上もつくり続けられてきた、葛布という伝統工芸があります。
葛布とは、葛の繊維を紡いだ糸からつくられる織物のこと。
艶のある優しい光沢が美しいそれは、参勤交代の献上品になったり、アメリカやヨーロッパなどにも輸出されたりしていました。

しかし、かつて数十軒あった工房は、今は2軒を残すのみ。
親の代から技術を守り続けてきた職人も高齢となる中で、地元民からも愛される希少な文化を守りたい。
そしてこの先も、100年200年と葛布を残していきたい。
そんな掛川市の想いから、今回の動画制作の依頼へと繋がりました。


■動画にかけた想い
移住・定住やご当地ヒーローなどがひとつの流行となっている中で、その土地が本来持っている産業や職人を取り扱った映像の制作依頼を、自治体がすることはほぼ類を見ません。

取材や撮影、編集を担当したのは、ニッポン手仕事図鑑の映像制作チーム。
職人の貴重な作業風景やインタビューも収めた、タイトルからエンドクレジットまでこだわり抜いた内容となっています。
また数10秒のCMサイズではなく、短編映画と呼んでも差し支えのない、30分の大作に仕上がりました。


■今後の展望
今回の掛川市のように、ひとつの自治体が伝統工芸品の長編動画を制作することは、珍しいことなのかもしれません。
しかし素晴らしい文化だからこそ、記録と記憶に残していくこともまた大切です。
動画はニッポン手仕事図鑑サイト上や、YouTubeでの公開だけでなく、今後各所イベントなどでも上映を予定しています。
今回の動画が、葛布や日本の伝統工芸を未来につなげるきっかけとなればと考えています。

動画のリンクはこちら。
https://goo.gl/GUvBsf

取材当日の様子は、以下リンクよりご覧いただけます。
https://nippon-teshigoto.jp/blog/20180709


私たちニッポン手仕事図鑑では、映像の制作はもちろん、企画、広報などを、すべて自社で行うことができます。
まずは、お気軽にお問い合わせください。


■ニッポン手仕事図鑑について
ニッポン手仕事図鑑は、「ニッポンの手仕事を、残していく」をコンセプトに2015年1月にリリースされた、日本が誇る職人の手仕事、地方の文化や伝統工芸を、映像で紹介している『動画メディア』です。
メディア内で紹介しているオリジナル映像については、取材者選定から撮影交渉、企画、撮影、編集まで、すべての作業を自社で行っております。
https://nippon-teshigoto.jp


■運営会社
株式会社ファストコムは、地方自治体や民間企業のWEBサイトの制作、運用、WEBマーケティングの支援を行っている制作会社です。
地方自治体の移住・雇用促進映像、民間企業の各種プロモーション映像制作も請け負っており、映像からWEB制作、イベントまで、すべて一貫して自社で完結できる強みを持っています。
私たちは、日本の職人さんが培ってきた技術や文化をただ単に残すだけでなく、地域を盛り上げ、日本の手仕事を未来に繋げていきたいと、本気で考えています。

【プレスリリース連絡先】
ニッポン手仕事図鑑(株式会社ファストコム)
担当 :小黒
住所 :〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町2-14-10 アーバンネット日本橋ビル 1F
Mail : info@nippon-teshigoto.jp