07月
31

スポーツ/アウトドア 特定非営利活動SJJJFスポーツ柔術日本連盟 2019年07月31日


【プレスリリース概要】
スポーツ柔術日本連盟(SJJJF)では、ブラジリアン柔術を普及し、日本を元気にしていくためにブラジリアン柔術をはじめとした様々な企画を実施しています。

「SJJJF北海道選手権」は北海道でブラジリアン柔術に取り組む方々が、普段の練習の成果を発揮し、より柔術を楽しむことが出来るような大会を目的として、2019年7月21日(日)に中島体育センターで開催されました。

【プレスリリース内容】
【ブラジリアン柔術とは】
柔術は別名グレイシー柔術、ブラジリアン柔術ともいわれる格闘技です。
江戸から明治へ移行し近代化が進んだ日本。その中で若者の心身を鍛え、文明開化を支えた古武術の要素を取り入れたスポーツして誕生したのが柔道でした。
しかし、柔道は世界への普及を目指す中で、当初の姿とはだんだんかけ離れた競技になっていきます。

その中で、「競技化されスポーツ化した柔道が弱くなった武道のままではいけない」と異議を唱えた日本人柔道家の前田光世でした。前田は柔道の普及の為に派遣されたアメリカから飛び出し、そのまま単身ブラジルに渡り、異国の地ブラジルで柔道を柔術と名乗り、言葉の壁や体格差、そして文化の違いなど様々な問題や差別をも乗り超えて柔術の普及や宣伝の為の異種格闘技戦を繰り返していきました。

そんな中、前田のブラジルでの生活の世話をしてくれた大地主のガスタオン・グレイシーが「息子たちの教育の為に柔術を教えてほしい」と前田に頼みました。
それをきっかけに前田はカーロス・グレイシーやジュルジ・グレイシーたちに柔術を伝えました。

現在私たちが伝えている柔術は、前田の技術をカーロスやその弟のエリオらが独自に進化、発展させたものです。

柔術はその後、世界へと広がり、総合格闘技の誕生・発展と共に「最強の格闘技」として日本に逆輸入され、現在では日本中へと広がっています。

《柔術の特性》
-打撃のない安全なスポーツ-

柔道は一本をとることに重きをおき、投げ技が主体ですが、
柔術は寝技が主体です。手足を巧みに使い攻防を繰り広げます。

格闘技は階級ができており、体格差が顕著に現れるスポーツです。
しかし、柔術は独自の技術やルールで体格差があまりでないようになっています。

もちろん当連盟の大会においては階級や年齢ごとに出場できるカテゴリー分けも存在しており、バリバリの競技志向の方から趣味で楽しむ方まで大会に参加しやすい状態になっております。


-頭も身体もオシャレにアップデート-

近年、運動は身体だけでなく脳を鍛えることが出来ることが解明されてきました。
ハーバード大学教授のジョン・J・レイティ氏が著書『脳を鍛えるには運動しかない』でも研究の成果を語っており、運動によってI.QをUPする為には「強度の高い有酸素運動」と「全身を使う複雑な運動」が最適であるとされています。

柔術は全身を使って動く為、「強度の高い有酸素運動」であり、同時に寝技や関節技の戦略性の高い攻防もあることから「全身を使う複雑な運動」と言えます。
つまり、柔術をするだけで身体を鍛えるだけでなく、I.QのUPも図れるのです!!

このような柔術の効果は世界中で注目され、Googleなどの大手IT企業等で福利厚生として採用されています。

最先端企業であるGoogle本社は激務がある代わりに社員への福利厚生に力を入れているのは有名な話。
そんなGoogleが社員への福利厚生の一環として、柔術を導入しており、社員にも好評を得ているといいます。

さらには、柔術はフィットネスとしての効果も高く、1時間で700キロカロリーも消費すると言われています。
格闘技とはイメージの程遠い女性タレント、モデルやアイドルの方も柔術を楽しんでおり、有名雑誌のファッション特集で柔術衣が登場するなど、敏感な人やビジネスマンの間で着々と柔術人気が高まっています。

実はアメリカでは既に柔術はセレブの間でも話題になっており、ハリウッドスターや有名監督、ビジネス誌の一面を飾るような大物起業家など錚々たる面々が柔術を学んでいます。

《柔術の今後》
ブラジリアン柔術は現在競技人口が増えており、国内でもかつては1万人ほどだった人口が昨年から今年にかけて増加した結果、約3万人ほどになったといわれております。
北海道でも競技人口は増加しており、2017年には平均40名ほどの来場者数だった当連盟の大会も2018年度は平均100名ほどとその数が増加しています。
また、2018年に初開催となった全日本選手権では、本来定員として設定をしていた300人を大きく上回る参加募集があったことからも柔術の競技人口の増加の事実が伺えます。

実際の人口増加だけではなく、2004年から2019年3月にかけてのGoogle検索推移においても、世界各国で「Judo」という検索ワードは検索件数が年々衰退しているのに対して、「BJJ」(※Burazilian Jiu-Jitsuの略)は検索件数が上昇しています。
特に、柔術がフィットネスとして流行し人々の生活に根付いているアメリカでは、既に「Judo」よりも上位の検索ワードとなっています。

以上のように柔術は世界的に注目されている競技であり、今後の競技人口の増加も見込まれています。


【スポーツ柔術日本連盟とは】
SJJJF(Sport Jiu Jitsu Japan Federation=スポーツ柔術日本連盟)は、“柔術をオリンピック競技に!”をスローガンに掲げて、世界各地で柔術の競技大会の開催や普及活動に取り組んでおります。

SJJIF(Sport Jiu Jitsu International Federation=スポーツ柔術国際連盟)は柔術を世界中に普及し、オリンピック競技化を図るために2013年にアメリカを拠点として設立された競技連盟です。

スポーツ柔術日本連盟では、このSJJIFの統括の下に活動するアジア支部であるASJJF(Asia Sport Jiu Jitsu Federation=アジアスポーツ柔術連盟)統括の下に活動広げています。

スポーツ柔術日本連盟は今後も、ブラジリアン柔術を始めた方が試合に向けて様々なチャレンジする 過程を通じて日々の生活が充実し人生が豊かになっていくことで、日本を元気にしていくことを目指しています。

【北海道選手権について】-ブラジリアン柔術の魅力を活かした大会に-
[始めたばかりの方でも楽しめる大会に]
ブラジリアン柔術の魅力は始めたばかりの方でも試合に出て活躍できることです。

今大会でも47人が参加し、帯の色や年齢・体重別で分けられた各カテゴリーで28人のチャンピオンが誕生しました。

優勝者の中には、柔術を初めて半年あまりで初出場・初優勝を飾った選手もおり、家族が見守る中での晴れ舞台に思わず感極まる感動のシーンも見受けられました。


[北海道大会では初!キッズの試合が成立]
今大会では、北海道では初となるキッズの試合が成立しました。

お互いに持てる力の限りを尽くした試合では、最後には悔し涙を見せる場面もあり、親御さんをはじめとした会場の多くの方から試合をした両者へ称賛の声が上がりました!
 

[道外・海外からの参戦!]
本大会では、東京や岐阜といった北海道外、そして海外からも選手の参戦がありました。

普段は対戦することがない選手との試合に北海道の選手も刺激され、それぞれの試合が非常に盛り上がりました!!


上記のように、試合や勝利の瞬間が参加者にとって最高の思い出となるように、当連盟では応援する家族が試合の状況やルールを理解しやすくなるような実況解説の導入や、試合時間の事前告知の徹底などを行っております。

さらに今大会では、試合に出られる方が勝負の瞬間に得る喜びがさらに素晴らしく感じるように様々な方に協賛頂き、優勝者の方はとても喜んでいました。

協賛者の皆様、誠にありがとうございました!

〇アウグスビール株式会社様
https://augustbeer.com/
・クラフトビール

〇國田農園様
http://kunita-nouen.com/
・ふっくりんこ

〇倍煎舎様
http://www.ganso-yokocho.com/shop_list/baisen_sya/
・ラーメンチケット

〇メガネサロンルック様
http://www.lookgroup.co.jp/
・サングラス

○Life farmer Rodriguez株式会社 様
・キッズ選手への参加賞


実際に本大会に参加した方からは、後日下記のようなコメントが寄せられました。

「大会に参加したいけど不安、、、!っていう方に是非参加してもらいたい大会です!!
楽しくてますます柔術が好きになりますっ!」
(女性・Sさん)

また、本大会では応援の皆様も楽しんで頂けるように特別ダンスショーもあり、会場も大変盛り上がりました。


スポーツ柔術日本連盟では、試合をする誰もが主役となる舞台がより良いものとなり、最高の思い出を味わい、次の日からも続いていく人生がより充実するよう、これからも全力で柔術に携わる全ての方々のサポートをしてまいります。

【プレスリリース連絡先】
〇スポーツ柔術日本連盟
〇担当:廣鰭翔大
〇電話番号:011-596-8658
〇メールアドレス:sjjjf.office@gmail.com