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公共機関/NPO NPO法人さが環境推進センター 2019年12月13日


【プレスリリース概要】
今まで、誰も見向きもしなかったような物品が装飾アート作品として、もしくは日々使用できるような何かに生まれ変わって日々の暮らしを豊かにしてくれるんではないかと考えて企画したコンテストです。
どんなものが生み出されるのか?どんなものが創り出されるのか?そんなものは、誰もわかりません、だって、初の試みですから・・・・・

全ての作品を展示できるわけではないかもしれないですが、とにかく多くの皆さんのアイデア、想像力を使って、アート作品を生み出していただき、不用品削減につなげていきたい!と思っています。

【プレスリリース内容】
戦後復興を見事に果たした現在の日本、昔のモノのない時代から今ではモノがあふれる豊かな国となりました。

しかし、一方では多くのモノ(食べ物、廃材、家庭生ごみ、遺品)が行き場を失い簡単に捨てられてしまっているのも現状です。その量は、生活が豊かになるにつれ増え続けなかなか減ると言う事がありません。

私達、NPO法人さが環境推進センターは、佐賀市の委託を受け佐賀市清掃センターにてエコプラザを運営し、ゴミ問題の啓発を続けています。そして、私たち法人自体の事業として、まだ使えるものを提供いただき、次に使っていただける方への橋渡を2010年から『くらし塾』と言う拠点をつくり運営しています。

その、くらし塾の事業を続けて来て考えたのが、ただ単に使わなくなったものを使える人に販売するだけでは、根本のごみ問題の解決にはならないのではないか?と言う事でした。と言うのは、くらし塾へ持ち込まれるモノがいっこうに減らないのです。沢山啓発しているからこれはゴミではなく使ってほしいから、くらし塾への持ち込みをされている、と言う事もあるかと思いますが、出来れば、全体として不用品持込が減ってさらに佐賀市のごみ減量まで解決する事は出来ないだろうか?と数年考えてきました。

そんな中、佐賀市でもアーティストの活動が活発になり、街中でもアートに触れる機会も増えてきたこともあり、今回の企画、佐賀エコアートコンテストを企画しました。

世界に目を向けると、空き缶などのプルタブがデザイナーの力により美しいバックへと変身しフェアトレードで成功しているなど、今までの発想では考えつかない様な事がアートの力で可能となり問題解決へと向かっています。

同じ様に、日本のゴミ・不用品の問題を、アーティストの力を借りて、少しでも解決に導いていきたいと言う想いで企画しているコンテストです。どんな作品が集まるかは第1回目の開催なので、全く想像もつきませんが、環境に興味のあるアーティストの方々の柔軟な発想力を楽しみにしています。

審査委員には、
①ミヤザキケンスケ氏:佐賀市出身アーティスト
世界各地で壁画プロジェクトを開催しています。
https://www.miyazakingdom.com/profile/

②諸井謙司氏:佐賀市出身アーティスト
佐賀県展、佐賀美協展共に最高賞を受賞しており、日展や昭和会展等の全国公募展でも多数入賞している

③森清志氏:佐賀市環境部理事 副部長兼環境政策課長

④三原宏樹氏:NPO法人さが環境推進センター理事長

をお迎えしアートの視点、環境の視点から作品の審査を行います。


小さなNPOの企画ですが、多くの方の目に留まり、少しでもゴミ・不用品の減少が実現できればと考えています。

【プレスリリース連絡先】
NPO法人さが環境推進センター
TEL:080-1719-8490
sagasuisin@yahoo.co.jp