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お知らせ/ご案内 一般社団法人セッションハウス企画室 2023年09月06日


【プレスリリース概要】
【ご案内】
今年で30周年を迎えたセッションハウスレジデンスカンパニー「マドモアゼル・シネマ」。活動を「旅するダンス」と名付け、内への旅、外への旅と貴重な交流を続けてまいりました。コロナ禍で外への活動が余儀なくされていますが、30年間踊り繋いできたものをより深めることで、未来へと新たな橋を架けることができると信じ、「ダンスブリッジ2023」4つの橋を企画致しました。創立からともに切磋琢磨してきた振付家や活動拠点神楽坂で辿りついたご縁より古典芸能の皆さまとマドモアゼル・シネマによる作品の数々、ひとつひとつご覧頂けますと幸いです。

下記(公演)より日程を選び、ご希望の公演にチェックを入れてください。取材・PRなどにご協力をお願い致します。


https://docs.google.com/forms/d/1eueB9Zhgm3xGExBTJLtjL45-A-y9_1ZrqNuvJpZSC5c/edit

【プレスリリース内容】
ダンスブリッジ2023 明日に架ける橋
マドモアゼル・シネマ30周年記念公演

【1】振付家と架けあう「とりかえばや橋」
2023年 9月17日(日)14時/18時 18日(月祭)14時
男女それぞれのダンサーがジェンダーの壁を越え、
違いが生み出す新しい身体造形に挑戦。

① 笠井瑞丈×マドモアゼル・シネマ『7つの大罪』 振付演出:笠井瑞丈
出演:マドモアゼル・シネマ
竹之下たまみ、蓮子奈津美、中島詩織、秋元麻友子、
齊藤奈彩、勝木蕗子、佐藤郁

② 伊藤直子×ブッシュマン+『いい子わるい子子守歌』 振付演出:伊藤直子 ダンスミストレス(マドモアゼル・シネマ)
出演:江口力斗、香取直登、田村悟、手塚バウシュ、望月崇博


【2】街と架けあう「神楽坂橋」
2023年 11月11日(土)19時 12日(日)13時/16時
今も新旧が共存する街、神楽坂に残る平和が熟成させた江戸文化。人の営みや、生業のなかで生まれる人間の関係性。物語はその時代にタイムスリップ、出会う悲喜こもごも。

女義太夫×マドモアゼル・シネマ
『時層を超えてー響き渡る声・響き合う体』  ~生写朝顔話より~
振付演出:伊藤直子 監修・構成:日置貴之
出演:マドモアゼル・シネマ 松本大樹
浄瑠璃(太夫):竹本京之助 三味線:鶴澤賀寿
制作協力:古典空間


 【3】記憶と架けあう「追想橋」
2023年12月23日(土)19時 24日(日)14時/18時
コロナ禍に体験した身体記憶はレパートリー作品の親密な空間を変容させました。近藤良平と新たな価値観の創出に挑戦。新演出で構築、新たな物語性を提示します。

近藤良平×マドモアゼル・シネマ『記憶の住人』 振付演出:伊藤直子 近藤良平
出演:近藤良平 マドモアゼル・シネマ 


【4】歴史と架けあう「家族橋」
2024年3月23日(土)19時 24日(日)14時/18時
子供時代の記憶、意識下の記憶に守られる人の人生の、
走馬灯のような時空を創出。

未来×マドモアゼル・シネマ『不思議な場所』 振付演出:伊藤直子
出演:マドモアゼル・シネマ 村雲敦子




「コロナ禍後の表現、社会での役割」
コロナ禍による閉塞感や分断で誰しも心身が深く傷ついている現在の社会。「ダンスブリッジ」はコロナ後の回復を目的に、表現の可能性が社会に及ぼす役割を追求します。これからの人間社会が明るいものであるよう、ダンスの力を集結します。
 
「マドモアゼル・シネマの30年・培ってきた作品とネットワーク」
神楽坂セッションハウス・レジデンスカンパニーとして活動してきた「マドモアゼル・シネマ」が、培ってきた関係性と絆を土台に再出発の協働に取り組みます。2023年はマドモアゼル・シネマ設立30周年。レジデンスカンパニーとして担ってきた作品創作、内外ダンサーとの関係、外部とのネットワークを掘り起こし、ダンス、ダンサー、観客の環境を立て直し、明日に向かう発展の方途を探求します。

「新しい時代のダンサーたち」
1993年、発表会文化にダンスが支えられていた時代。「マドモアゼル・シネマ」は生まれました。当時ピナ・バウシュ、ローザス、と海外から魅力的なダンスが押し寄せ、ダンスをする意味を考える新しい環境が出来たころでもありました。なぜ踊るかの問いが生まれ、若いダンサーたちが集まり、珍しかった劇場付きのカンパニーを誕生させました。活動現場を大きくしていく従来のステップアップを発展の目的とせず、劇場の理念を体現するカンパニーとする出発でした。「主張が個人的であればあるほど、それは万人共通の物である」、と多様性、共存する場を標榜する小スペースのカンパニーとして作品の創作、活動を継続してきました。30年という年月を代々のダンサーが踊り継ぎ、その間に社会も大きく変わりました。
 
「旅するダンスー内への旅外への旅―」
活動を「旅するダンス」と名付け、少女期の記憶を創造のもとに、”内への旅外への旅”とダンスを仲立ちにした交流を、ダンサーとともに続けてきました。世界はますます混沌のなかにあり、今私たちは想像もしなかった現実を生きています。
「旅するダンス」も外への夢を紡げない数年を過ごしました。が、もっと”内への旅”を探求し踊り繋いできたものを深めることで、未来へと繋ぐ新たな橋=外への旅へと夢を繋げるのではと、探求する4つの橋を企画しました。
 
「ダンサーネットワーク」
創立の頃より共に切磋琢磨してきた3人の振付家。近藤良平さん、松本大樹さん、笠井瑞丈さん。彼らもそれぞれの活動の基盤を拡げ、ダンスの発展に貢献する立場となってきています。ダンスという土壌に育てられた力を寄せ合い、30年間作り続けてきたダンスの数々を現在に蘇らせます。カラダというその一代限りの個人の存在が繋がり続けて今があるように、一つひとつのカラダが輝き、見る人踊る人の境界線を揺るがせ、共に創造する時間の創出に力を注ぎます。


スタッフ
照明・石関美穂 音響・上田道崇 舞台監督・鍋島峻介 美術・くに若尾 衣裳・原田松野
記録録画・川崎陽恵 記録写真・伊藤孝 配信映像編集・原綾香 鍋島峻介 宣伝デザイン・石関美穂 宣伝映像・秋元麻友子 
制作・伊藤孝 鈴木加奈子
主催 一般社団法人セッションハウス企画室
共催 ㈱セッションハウス
後援 NPO法人粋なまちづくり倶楽部 一般社団法人新宿NPOネットワーク協議会神楽坂コモンズファースト

【プレスリリース連絡先】
神楽坂セッションハウス
主催:一般社団法人セッションハウス企画室
東京都新宿区矢来町158-301 / 03-3266-0461
mail@session-house.net
https://session-house.net
https://www.mademoisellecinema.net/DanceBridge2023.html