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ソフト/ハード コンピュータ ダイナミックス株式会社 2008年09月04日


【プレスリリース概要】
UNIX及びWindowsサーバ用 ストレージ及びバックアップ ソリューションを安心と信頼と共に27年以上日本で提供し続けているコンピュータ ダイナミックス株式会社(〒169-0073 東京都新宿区百人町1-21-23/代表取締役:坂本 寛/資本金2,700万円)はこの度、米国オーバーランド ストレージ社が開発、製造したテープライブラリ装置NEOシリーズ NEO2000及びNEO4000のLTO-4ドライブ搭載モデルの国内販売を開始しました。NEO2000/4000は中小規模の企業から大企業までの大容量バックアップニーズに幅広く応える事のできるテープライブラリ製品ファミリーです。

【プレスリリース内容】
今回最新のテープテクノロジのLTO-4ドライブ搭載モデルを追加する事によって、バックアップ容量とバックアップ速度を従来より最大2倍に増強でき、増大しつづける企業のバックアップ・ニーズに対する最適なソリューションが提供可能になりました。

今回のLTO-4ドライブ搭載モデルは、LTO第4世代の規格である「LTO Ultrium 4」に対応しており、テープ幅は2分の1インチのカートリッジタイプのテープを使用し、テープ1巻あたりの記録容量は、従来規格「LTO Ultrium 3」(LTO-3)の2倍となる非圧縮時800GB、圧縮時1.6TB(最大)となっています。また単体ドライブの最大データ転送速度は,非圧縮時432GB/時、圧縮時864GB/時となります。

LTO-4ドライブでは、データレートマッチング機能を備え、テープの停止・再ポジショニングの頻発を防止できます。下位互換性は、書き込みが1世代前まで(LTO-3フォーマットでの書込みが可能)、読み取りが2世代前まで(LTO-3及びフォーマットでの書込みが可能)がサポートされています。また,ハードウエアで256ビットのAES(Advanced Encryption Standard)を用いたデータ暗号化機能を備えており,本機能をサポートするバックアップ・ソフトウェアとの組み合わせる事により暗号化機能を利用して、バックアップ・データの機密性をいっそう高めることができます。また、テープドライブ内で暗号化プロセスを実行するため、データの書き込み/読み出しの速度を劣化させる事はありません。

NEOシリーズ・テープライブラリ製品はモジュラー設計を採用した高い拡張性を持ち、お客さまからの高い評価と多くの導入実績を持つテープライブラリ製品です。その高い拡張性を利用して、低コストのエントリ構成で導入し、お客様のバックアップ・ニーズの増大に応じて、必要な時点で必要な拡張を柔軟に行う事が可能です。またNEOシリーズのNEO2000、NEO4000を任意に組み合わせて拡張していく事が可能で、様々なニーズに極めて柔軟に対応可能です。接続オプションはLAN (SCSI/iSCSI)、NAS (SCSI/iSCSI/FC)、SAN (FC/Gb-Ethernet)、NDMPなど、多彩なオプションがサポートされています。

NEO 4000は中規模から大規模なバックアップ環境に最適なテープライブラリで、モジュラー設計によってお客様の必要性に応じて容量とパフォーマンスを経済的に追加可能です。複数のアプリケーションに対して、各々必要なカートリッジとドライブの数を割り当てる事ができます。信頼性が高く堅牢なミッドレンジ・バックアップ環境を必要とされているお客様に最適なバックアップ環境を提供いたします。NEO4000は10 Uモジュールで、最大4ドライブ搭載可能です。スロット数は60スロットで、容量はLTO4搭載時、非圧縮時48TB、圧縮時96TBです。また転送速度 は、最大4ドライブ搭載時 非圧縮時 1.7TB/時、圧縮時 3.5TB/時です。拡張VIAベイを有し、SCSI、FC、iSCSI、GbE、NDMPのオプションインタフェースを追加する事ができます。メールスロットを1スロット有し、テープカートリッジの交換がオンラインで行えます。取り外し可能マガジンが4基搭載でき(1マガジンあたり15本のテープ搭載)、バックアップ済みのテープをマガジンごと取り外して、外部保管する事が可能です。外形寸法はラックマウント 10U型で44.4 cm(H)× 42.4 cm (W)× 81.0 cm(D)です。重量は78Kgです。

NEO 2000は中小規模のバックアップ環境に最適なテープ・ライブラリで、単体ドライブやオートローダでは足りなくなってきたお客様のバックアップ容量とパフォーマンスの拡張を提供します。30スロットからスタートし、お客様の投資を保護しつつデータストレージの必要に応じてモジュールを追加していく事ができます。わかり易いユーザ・インタフェースを用いて構成や管理が容易に行えます。NEO2000は5 Uモジュールで、最大2ドライブ搭載可能です。スロット数は30スロットで、容量はLTO4搭載時、非圧縮時24TB、圧縮時48TBです。また転送速度 は、最大2ドライブ搭載時 非圧縮時 1.6TB/秒、圧縮時 3.2TB/秒です。拡張VIAベイを有し、SCSI、FC、iSCSI、GbE、NDMPのオプションインタフェースを追加する事ができます。メールスロットを1スロット有し、テープカートリッジの交換がオンラインで行えます。取り外し可能マガジンが2基搭載でき(1マガジンあたり15本のテープ搭載)、バックアップ済みのテープをマガジンごと取り外して、外部保管する事が可能です。外形寸法はラックマウント 5U型で22.2 cm(H)× 42.4 cm (W)× 81.0 cm(D)です。重量は30Kgです。

NEO2000/4000にはSCSI とFC(ファイバーチャネル)の両方のインタフェースのモデルが用意されています。SCSIモデルはUltraSCSI 320インタフェースのLTO-3またはLTO-4ドライブを搭載できます。FCモデルでは4GbpsファイバーチャネルインタフェースのLTO-3またはLTO-4ドライブを搭載できます。FCモデルの場合は、ネイティブFCドライブですので、ドライブとホストまたはファイバチャネル・スイッチとが直接ファイバーチャネル・ケーブルで接続され、基幹データのバックアップ・リストアに必要とされるSAN環境への高い接続性とハイパフォーマンスを提供できます。

NEO2000/4000はArkeia Network Backup, Symantec Backup Exec, Symantec NetBackup, CA ARCserve, BackBone NetVault, LEGATO NetWorker, Microsoft バックアップソフトウェア ユーティリティ: Windows 2000, Windows Server 2003 の主要バックアップ ソフトウェアに対応しています。

NEO2000/4000はまた、Linux、Solaris, Netware, Windows, AIX、 HP-UX、Macプラットフォームをサポートしています。

NEO2000のLTO-4ドライブ搭載モデルの価格はUltra320 SCSIドライブ1台搭載モデルが、276万円、4GbpsFCドライブ1台搭載モデルが、408万円です。NEO4000のLTO-4ドライブ搭載モデルの価格はUltra320 SCSIドライブ1台搭載モデルが、489万円、4GbpsFCドライブ1台搭載モデルが、598万円です。

コンピュータ ダイナミックス(株)では年間300台の販売を予定しています。納期は2週間です。

【プレスリリース連絡先】
コンピュータ ダイナミックス株式会社 〒169-0073 東京都新宿区百人町1-21-23
担当:小暮 TEL:03-3366-9741 FAX: 03-3366-9800
E-mail:compd@computerdyna.co.jp
http://www.computerdyna.com