09月
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公共機関/NPO 財団法人現代人形劇センター 2008年09月30日


【プレスリリース概要】
ろう者と聴者が共に活動するデフ・パペットシアター・ひとみが、全国の聴覚障害教育を行う特別支援学校で実施する、ろうの子どものための防災人形劇『稲むらの火』の公演が10月8日より川崎市立ろう学校にてスタートします。

【プレスリリース内容】
震災時に情報が得られないために被害にあうことがある聴覚障害を持った子どもたちへ、ろう者として災害にどう備えるかといった防災教育を人形劇から楽しく学んでもらいます。
 地震大国日本に住む限り、誰でも地震や津波にあう可能性があることから、全国のろう学校104校(分校、分教室を含む)で3年(2008年10月〜2010年度)かけて実施します。
 公演プログラムは、防災教育の教材で定評のある人形劇『稲むらの火』(30分)とろう者としての防災のお話(15分)です。人形劇を通じて自然災害に関心を持ってもらい、ろう者としての心構えを学ぶことで、知らなかったことによる被害を抑えることを目的としています。
 出演は、ろう者と聴者が協同で活動している『デフ・パペットシアター・ひとみ』で、ろうの子ども達も楽しめる芝居づくりが可能になりました。また、日本国内だけでなく海外でも公演実績のある『デフ・パペットシアター・ひとみ』が、生の舞台芸術を楽しむ機会の少ないろうの子どもたちに、質の高い舞台を提供します。

○マスコミ関係者公開公演【学校での公演のため、必ず事前にご連絡ください。】
  10月8日(水)9:50〜10:35 川崎市立聾学校   10月9日(木)11:00〜11:45 東京都立大塚ろう学校
○主催:現代人形劇センター 
○協賛:ヤマサ醤油(株)、川崎市消防設備協同組合、(株)ワールドパイオニア、(株)損害保険ジャパン ○助成:日本財団、芸術文化振興会
○後援:気象庁、総務省消防庁、内閣府(防災担当)、文部科学省【申請中】、和歌山県広川町教育委員会稲むらの火の館、全国聾学校長会、(財)全日本聾唖連盟、国際人形劇連盟日本センター、筑波技術大学、東京大学地震研究所、東北大学大学院工学研究科附属災害制御研究センター、名古屋大学環境学研究科地震火山・防災研究センター、アジア防災センター、神奈川ボランティアネットワーク、国際惑星地球年日本(IYPE日本)、スマトラ科振費研究者グループ、(独)防災科学技術研究所

【詳しい資料、舞台写真をデータ、郵送にてお送りします。お気軽にお問い合わせください】

【プレスリリース連絡先】
財団法人現代人形劇センター 担当:松澤、與那覇
〒211-0035 川崎市中原区3-10-31
TEL:044-777-2228 / FAX:044-777-3570