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その他 株式会社エルゴ・ブレインズ 2008年11月13日


【プレスリリース概要】
株式会社エルゴ・ブレインズ(本社:東京都港区、代表取締役 最高経営責任者 CEO:宮田 徹、証券コード:4309)と家電専門誌・月刊『IT&家電ビジネス』編集部(株式会社リック、本社:東京都文京区、代表取締役社長:小原哲郎、編集長:近藤克己)は共同で、「景気と家電製品の購入に関する調査」を実施し、1,500名の回答を得た。

【プレスリリース内容】
その結果、8割の人が「景気が悪いと感じており、しばらくはこの状態が続く、またはさらに悪くなる」と考えていることが分かった。調査は世界同時金融不安によって世界中で株価が下がり続けてる最中に行われたため、先行きへの不安が強くにじみ出ている。今後景気が悪くなった場合に我慢することを聞くと、第1位は「外食」(48.1%)次いで「海外旅行」「ブランド衣料品の購入」(共に46.8%)となった。「家電製品の購入」は10項目中8番目で、家電市場は比較的に景気の影響が少ない分野だということが分かった。

景気が悪くなっても購入したい家電製品を聞くとやはり「薄型テレビ」(38.4%)がトップとなり、最近5万円PCが話題となっている「パソコン」(33.6%)が2番目だった。デジタル2品の後は、「冷蔵庫」(32.1%)、「洗濯機」(31.9%)と生活家電が続く。不況下でも、必需品である生活家電の買い替えには意欲的である一方、テレビ、パソコンはもはや嗜好品ではなく生活必需品という意識が強いことが窺えた。ただ、“今ほしいと思っている家電製品”では、「薄型テレビ」(51.3%)に続いて「BD/DVDレコーダー」(36.5%)が2番目となった。しかし、「BD/DVDレコーダー」は購入を我慢する家電製品の第3位にもあがっており、“ブルーレイレコーダーが欲しくても景気に不安があるので今は我慢”と考えている人が多いことが見てとれる。

景気が悪くなった場合の家電製品購入行動に対する意識も聞いた。「できるだけ安く」と「価格が高くても機能・性能が満足できるもの」のどちらを重視するかを聞くと回答はほぼ同数となり、家電製品の購入にはこだわりを持つ消費者も多いことがわかる。価格が高くなっても重視する機能・性能のトップは「本質性能」(77.0%)で、次に「省エネ性能」(69.7%)があがり、トレンドとして、家電製品の購入にもエコ意識および節約意識が強い。

<TOPICS>
■ 不景気になって我慢するもののトップは「外食」(48.1%)。「家電製品の購入」(36.0%)は8番目 ■ 不景気でも購入したい家電製品、1位「薄型テレビ」(38.4%)、2位「パソコン」(33.6%)、3位「冷蔵庫」(32.1%)
■ 家電購入時に重視する点は、「できるだけ安く」(49.9%)と「価格が高くても満足できるもの」(50.1%)という回答がほぼ同数で、家電製品にこだわりを持つ消費者も多いことがわかった
■ 価格が高くなっても重視するもの、1位「本質性能」(77.0%)、2位「省エネ機能」(69.7%)、3位「操作がシンプルで使いやすい」(45.5%)

<調査概要>
調査対象:エルゴ・ブレインズが運営するターゲットリサーチパネル 調査手法:インターネットリサーチ
サンプル数:1,500名
調査期間:2008年10月17日〜10月22日(6日間)

<調査結果>
現在の日本の景気についてどのように感じているかを尋ねたところ、「悪いと感じており、しばらくは悪い状態が続く、またはもっと悪くなると思う」という回答が8割を占めた。

景気が悪くなった場合に真っ先に我慢することを尋ねたところ、全体では「外食」が48.1%で最も高く、次いで「海外旅行」(46.8%)、「ブランド衣料品の購入」(同)と続く。「家電製品の購入」は36.0%で10項目中8番目となった。
 性別で我慢することを見ると、男性では1位「車(バイク)の購入」(48.1%)、2位「そのほか高価な趣味」(47.9%)、3位「海外旅行」(45.9%)。女性では1位「外食」(51.5%)、2位「ブランド衣料品の購入」(49.2%)、3位「海外旅行」(47.7%)となった。

景気が悪くなった場合に購入を我慢する家電製品を尋ねたところ、トップは「一眼レフデジタルカメラ」(63.1%)、次いで「オーディオ」(62.0%)、「BD/DVDレコーダー」(61.5%)。嗜好性が高く、欲しいがすぐには無くても困らない製品が上位にランクされている。
景気が悪くなっても買いたい家電のトップは「薄型テレビ」(38.4%)。地上デジタルテレビ放送に移行する2011年7月まで3年を切り、価格も下がってきているので、そろそろ買い替え時と考えている人が多いようだ。次いで、「パソコン」(33.6%)、「冷蔵庫」(32.1%)と続く。

今欲しい家電製品を聞くと、「BD/DVDレコーダー」(36.5%)が「薄型テレビ」(51.3%)に次いで2番目となった。不況になったら我慢するが、できれば欲しい家電製品としてBD/DVDレコーダーは人気が高い。

景気が悪くなった時に家電製品を購入するとした場合に重視することは、「できるだけ価格が安いもの」(49.9%)と「価格が高くても機能・性能が満足できるもの」(50.1%)はほぼ同数となった。

「価格が高くても機能・性能が満足できるもの」と回答した人に、重視する機能・性能を聞くと、「本質性能が良い」が最も高く77.0%。次いで「省エネ性能」(69.7%)、「操作がシンプルで使いやすい」(45.5%)となった。

<調査項目>
◎最近の景気について ◎景気が悪くなった場合に我慢すること ◎景気が悪くなった場合に購入を我慢する家電製品/景気が悪くなっても購入したい家電製品
◎今欲しいと思う家電製品
◎今最も欲しい家電製品の詳細(商品、メーカー名等)
◎景気が悪くなった場合での家電製品購入時に重視する点 ◎家電製品購入時に重視する機能・性能 ◎景気が悪くなった場合に予算オーバーでも購入するかどうか
◎家電製品を予算オーバーでも購入してしまう場合について ◎今年の年末ボーナス時の家電製品購入予定/購入場所(お店を選ぶポイント、店名)

【プレスリリース連絡先】
<月刊 『 IT&家電ビジネス 』 に関するお問い合わせ先>
株式会社リック 月刊 『 IT&家電ビジネス 』 編集部 近藤克己 〒113-0034 東京都文京区湯島3-7-7 リックビル 電話 03-3834-8299  Email kb@ric.co.jp 
URL:http://www.ric.co.jp/itkb/index.html

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社エルゴ・ブレインズ 経営戦略本部 広報担当:松島弘子
              事業統括本部 リサーチ事業部:宇野芙美    
〒107-0052東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス3F
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