02月
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ランキング/集計結果 株式会社エルゴ・ブレインズ 2009年02月17日


【プレスリリース概要】
朝食の主食が「お米」の人は男性20代以下で最も高く54%
食料自給率向上を支持しながらも“価格”は気になる
株式会社エルゴ・ブレインズ(本社:東京都港区、代表取締役:宮田 徹、証券コード:4309、以下エルゴ・ブレインズ)は、自社で運営するターゲットリサーチのリサーチパネルに対して、「食についての調査」を実施し、1,000名の回答を得た。

【プレスリリース内容】
2007年11月より実施している「食についての調査」は今回で第4回目となる。調査結果では、日本の食料自給率を「上げていくべきだと思う」という回答は前回調査に引き続き9割と高い数値を保っていることがわかった。自給率を上げるために「自分でできること」についての自由回答では、「お米を食べる」「国産品を食べる」などが今回の調査でも多かったが、食生活の中で“国産品を食べること”を気にしている人の割合は増加傾向にあり、国民の自給率への意識が高まっていることが窺える結果となった。

ただし、相次ぐ食品の値上げや景気の悪化により、食費の節約を実践している人も多い。「安いお店で買う」、「価格の安いものを買う」など食に対する対処をしている人が多いことから、自給率は上げていきたいが、価格についてはとても気にしていることがわかった。
   
<TOPICS>
■女性は年代が上がるほど、朝食の主食が「パン」の人が増加する傾向。一方、朝食に「お米」を食べる人の割合は20代以下の男性が最も高い(54.0%)
■「1日3食」がご飯(お米)の割合は20代以下の男性が最も高い(40.0%)
■“国産品を食べること”を食生活で「とても気にしている+気にしている」人の割合は、前回調査と比べ、12.1ポイント増加(60.4%→72.5%)
■“食品の安全性”を「とても気にしている」人の割合は、男女ともに年代が上がるほど増加。女性20代以下(26.0%)と女性60代以上(66.0%)の差は40ポイントも開いた

調査対象 :エルゴ・ブレインズが運営するターゲットリサーチパネル
調査手法 :インターネットリサーチ
サンプル数:1,000名
調査期間 :2009年1月26日~1月29日 (4日間)
※前回調査  第2回2008年4月30日~5月9日に全国の男女に実施し、1,000名の回答を得た
      第3回2008年7月11日~7月16日に全国の男女に実施し、1,000名の回答を得た

<回答者プロフィール>
回答者の性別は、男性50%、女性50%。年代は、20代以下~60代以上まで均等割付で、各年代200サンプル。

<調査結果>
普段の朝食について、主食で何を食べることが多いかを尋ねたところ、「お米」(43.2%)が最も多かった。ただし、「パン」もほぼ同じ割合の40.0%となった。

普段の朝食について、性年代別に見ると、男性20代以下で「お米」(54.0%)の割合が最も高い。
一方、40代以上の女性では「パン」の割合が「お米」の割合を上回った。
「朝食は食べない」人は男性30代で最も高く、18%。

普段ご飯(お米)を食べる回数は、全体では「1日2食」が最も多く49.4%。次いで、「1日3食」(28.9%)、「1日1食」(18.9%)と続く。
性年代別で見ると、朝食でお米を食べている割合が最も高い男性20代以下が、やはり「1日3食」ご飯(お米)の割合が40.0%と全体の中で最も高かった。1日にご飯(お米)を食べる回数は、女性より男性の方が多い傾向となった。

栄養バランス、国産品を食べる、食品の価格の3項目で、「とても気にしている+気にしている」と回答した人が前回調査より増加。特に、“国産品を食べる”を「とても気にしている+気にしている」人は前回と比べ12.1ポイント増加した。

「食品の安全性」について、性年代別に見ると、「とても気にしている」と回答した人は、年代が上がるごとに高くなる傾向。特に、女性60代以上では100%の人が「とても気にしている+気にしている」と回答しており、「とても気にしている」人は66%に達した。

最近、「食」について何か対処しているかを尋ねたところ、「安いお店で買う」(46.6%)、「価格の安いものを買う」(46.4%)、「安い時にまとめて買う」(43.7%)といった回答が多い傾向となった。
何かしらの対処をしている人は、自由回答によると、「食費は他の生活費と比べ、減らしやすい」「外食は高くつくので、自炊を心がけている」といった声も多かった。
一方、「対処はしていない」(11.7%)と回答した人は、自由回答によると、「もともと無駄使いしていない」「食事は健康面でも大事だから」などの意見が目立った。

現状40%の日本の食料自給率を知った上で、「自給率を上げていくべきだと思う」と回答した人は91.2%。前回調査と同様で9割に達しており、高い割合を保っている。
食料自給率を上げるために自分でできることについて自由回答で尋ねたところ、「お米を食べる」「国産品を買う」「家庭菜園」といった意見が多かった。

■ターゲットリサーチについて
弊社が運営するインターネットリサーチシステム「ターゲットリサーチ」は、他にはない優れた特徴があり、高精度なリサーチが効率的に実施できます。
・パネル数は、170万人(2009年2月現在)
・セグメントは330項目。年齢別、性別は元より、地域別や年収等さまざまなセグメント属性が利用可能
・ターゲットが絞り込めるので、時間のかかるスクリーニング調査は不要
・実査期間は標準で3日間(期間は1日からでもご利用いただけます)

【プレスリリース連絡先】
株式会社エルゴ・ブレインズ
事業統括本部 リサーチ事業部 リサーチ担当
TEL: 03-5775-6070 Email: soudan@t-research.net
URL: https://www.t-research.net/