04月
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医療/医薬/介護 ビジネスワイヤ・ジャパン 2009年04月24日


【プレスリリース概要】
世界的医療企業であるテレッソ・テクノロジーズ(ASX:TEO)社は本日、マイアミ小児病院が、同社のFDA(米国食品医薬品局)の認可を得たガイドワイヤ補助末梢静脈カテーテルの末梢静脈挿入に関する業界標準装置との直接比較試験に患者を登録できる最初の病院となったことを発表しました。同社はVascular Pathways社と共同で、このカテーテルの臨床試験に資金援助しています。

【プレスリリース内容】
テレッソ社のCEO(最高経営責任者)である、ネルソン・スタック氏は次のように述べています。「この市販後調査は、これまでの末梢静脈カテーテル使用に伴っていた安全上のリスクと費用を低減するように設計された、大きな医学的革新の進歩といえます。当社は、世間の注目と、これまで当社に寄せられた好意的なフィードバックに勇気づけられています。近いうちに、別の施設を、また、今年の第2~第3四半期には、データのレビューを発表できると考えています」。

この試験には、世界レベルの3施設において、約400例の小児科、婦人科、癌の患者を登録し、新しいガイドワイヤ補助末梢静脈カテーテル、または現在の標準治療で処置を行う予定です。

ガイドワイヤ補助末梢静脈カテーテルについて

末梢静脈は、短期診断または治療のためのカテーテル挿入に通常使用される部位です。通常は、腕(肘の下)の末梢静脈内にカテーテルを、2~3インチ(約5~8cm)挿入します。テレッソ社の独自デザインによるガイドワイヤ補助末梢静脈カテーテルでは、画期的な引込み式ニチノール・ガイドワイヤ・システムが採用されています。このため、静脈に到達しやすく、一般的な安全上のリスクを低下させ、患者の痛みと不快感を大きく和らげ、静脈カテーテル挿入失敗による管理費用を低減させて、施設のコストが削減できます。同社では、このカテーテルが、自動針引込み式カテーテル以来の末梢静脈カテーテルの臨床上意義のある進歩であり、末梢静脈アクセスにおいて、まだ満たされていない大きなニーズに応えることができると考えています。

テレッソ社とVPI社の合意について

テレッソ・テクノロジーズ社は、2008年12月、カリフォルニア州に本拠をおく私企業、Vascular Pathways, Inc.(VPI)社と戦略的合意に達し、臨床試験の資金提供により同社のガイドワイヤ補助装置を共同開発し、場合によっては同社を買収すると発表しました。

詳しくは、同社のウェブサイト http://www.telesso.com へ。

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【プレスリリース連絡先】
Telesso Technologies
Ian Atkin, Chief Financial Officer, Australia
+61 2 9805 0022
or
Jeff Riley, President, USA
+1.619.309.7661