05月
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お知らせ/ご案内 株式会社パークサイドホテル 2009年05月21日


【プレスリリース概要】
広島市中区大手町にある小さいビジネスホテル”パークサイドホテル広島平和公園前”がこの度環境省主催の温室効果ガス削減に向けたプロジェクトである自主参加型国内排出量取引制度(JVETS)第5期 目標保有参加者に採択されました。零細企業に当たる地方のビジネスホテルが独自に応募した内容が採択され、大規模企業以外でも温室効果ガス排出削減できるという試金石になればと考えております。

【プレスリリース内容】
昨今、京都議定書の履行期間に入り、温室効果ガスの削減に向けた様々な取り組みが取り上げられています。しかし、大規模企業では進んでいますが、中小零細企業ではなかなか取り組みが進んでいないのが実情です。

そんな中、パークサイドホテル広島平和公園前ではECOをホテル運営における基本理念とかかげ、温室効果ガスの排出削減を目指す為
、この度環境省主催の自主参加型国内排出量取引制度(JVETS)第5期 に応募いたしました。

厳正なる審査の結果、目標保有参加者に採択いただき本年度を目途に年間105tのCO2削減を目標に掲げ、取組を進めてまいります。

今年の11月から改修工事に入り、1月までに完了予定となっております。

自主参加型国内排出量取引制度(JVETS)とは

(1)概要
自主参加型国内排出量取引制度(JVETS)は、温室効果ガスの費用効率的かつ確実な削減と、国内排出量取引制度に関する知見・経験の蓄積を目的として、環境省が2005年度に開始したものです。
温室効果ガスの排出削減に自主的・積極的に取り組もうとする事業者に対し、一定量の排出削減約束と引き換えに、CO2排出抑制設備の整備に対する補助金を交付することにより支援します。
排出削減約束達成のために排出枠の取引という柔軟性措置の活用も可能とします。
(2)制度への参加方法
自主参加型国内排出量取引制度への参加には、以下の3通りの方法があります。
[1]目標保有参加者タイプA
一定量の排出削減を約束し、CO2排出抑制設備の整備に対する補助金と排出枠の交付を受ける参加者(「温室効果ガスの自主削減目標設定に係る設備補助事業」の採択事業者) [2]目標保有参加者タイプB
設備補助を受けることなく、基準年度排出量に比べ、2010年度において少なくとも1%の排出削減を約束する参加者 [3]取引参加者
排出枠の取引を行うことを目的として、登録簿システムに口座を設け、取引を行う参加者。取引参加者に対しては、補助金及び排出枠の交付はなされない。 今回、[1]の目標保有参加者タイプAの公募について、費用対効果の優劣の観点(以下、費用効率性という)と削減の主な取組内容を踏まえて審査を行った上で、採択事業者を決定したものです。
[2]の目標保有参加者タイプB(設備補助を受けることなく自主的に排出削減を行う参加者)については、引き続き申請を受け付けております。(〆切:6月30日)
[3]の取引参加者については、「排出量取引の国内統合市場の試行的実施」における試行排出量取引スキームにおいて一元的に募集することとし、本制度においては募集しないこととします。
※制度の詳細については、下記のWEBサイトを御参照下さい。
 自主参加型国内排出量取引制度(JVETS) http://www.et.chikyukankyo.com/
 試行排出量取引スキームポータルサイト http://www.shikou-et.jp/
2.目標保有参加者タイプAの概要
(1)補助対象となる事業
国内における省エネルギー等によるCO2排出抑制設備の整備
(2)補助額
事業に必要な経費の1/3を上限とした額(ただし、1案件あたり2億円を上限とする)
(3)予算
18億円

【プレスリリース連絡先】
株式会社パークサイドホテル
取締役 高本和也
電話番号 082-244-7131
FAX 082-242-6071