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ITシステム/サービス アテイン株式会社 2010年02月04日


【プレスリリース概要】
【eラーニング】Adobe PresenterによるSCORM対応コンテンツ制作サービスを開始

【プレスリリース内容】
コンピュータトレーニング教材制作、eラーニング向けコンテンツ制作のアテイン株式会社(本社:東京都千代田区神田須田町2-19-8酒井ビル、電話:03-3255-4721、代表取締役:本多成人、資本金:1億1470万円)は、主に学校や企業などをターゲットに、オンラインプレゼンテーションの制作ソフトであるAdobe Presenterを使用してSCORM 1.2およびSCORM 2004対応コンテンツの制作サービスを開始する。

例えば学校が既に保有するPowerPointスライドデータや講義映像、企業ならサービスや商品のプレゼンテーションからコンプライアンスなどだが、これらをAdobe PresenterでSCORM対応化されたコンテンツに移行すれば、受講者はネット上からコンテンツを視聴出来るうえ、管理者は受講者がコンテンツを視聴完了したかどうか、あるいはテスト問題を設置して合否判定やアンケート結果などを得ることが可能となる。
またAdobe Presenterから書き出されるコンテンツはプレゼンテーションに特化されたインターフェースデザインであり、高い操作性とスタイリッシュな外観を併せ持った品位の高いものとなっている。
更に同社では社内にスタジオを持ち、ナレーターも用意できるので、シナリオを含めた一貫したコンテンツ制作が可能となっている。そして既にSCORM対応LMSサービスを展開してきた実績を活かして、設置から設定代行までの全てを請け負っていく方針だ。

他の学校・企業との差別化を図れるだけではなく、LMSの標準化に寄与することによりイメージアップにも繋がるSCORM対応化の需要は今後ますます加速していくと見て、同社では初年度売上として5,000万円を見込んでいる。





------------ 用語説明 -------------

LMS説明(日本イーラーニングコンソシアム 初めてのeラーニング-用語集より抜粋)
LMS(Learning Management System)
eラーニングの基盤となる管理システム。学習者のWebブラウザに教材コンテンツを配信するクライアントサーバシステムで、①学習者の登録②学習履歴の管理③学習の進捗管理④コンテンツ配信の基本機能を備えている。具体的には、サーバから個々の学習者に、事前に設定されたコンテンツを配信し、その学習履歴をサーバ内のデータベースに蓄積する。学習履歴はLMSに保存されるので、学習者は次回に前回の続きから学習できる。また学習管理者は、学習者の学習履歴を見ることができる。学習者に学習を促すメールを配信するなど、学習進捗管理を自動的に行えるLMSもある。 最近では、研修の登録受付など研修業務の管理機能も取り込んだLMSや、コンピテンシー管理の考え方に基づいたスキル項目の定義、スキル診断、教育カリキュラムの作成など人材育成管理を実現するLMSも登場している。また、ナレッジマネジメントやHRM(Human Resource Management)との連携により、人材育成管理の枠を越えた企業の戦略システムの一環として利用される例も出ており、LMSは高機能化が進んでいる。
また、異なるLMSでも同じ教材コンテンツが利用できるように、SCORMと呼ばれる標準化の採用が進んでいる。標準化により、学習資源の共有化や、また高品質な学習教材が安価に提供されるようになると期待されている。

SCORM説明(日本イーラーニングコンソシアム 初めてのeラーニング-用語集より抜粋)
SCORM (Shareable Content Object Reference Model)
eラーニングのプラットフォーム(LMS)とコンテンツの間のインターフェースやデータ形式を規定した標準規格、でアメリカのADLという団体が作成した。最新版はSCORM 2004(2006年3月時点)である。
eラーニングでは、通常のWebサイトのようにHTMLで画面を表示することに加え、学習の時間や演習問題の採点状況や学習時間などのログ(記録)を取る。これらの機能を実現するプログラムをLMSと呼ぶが、開発者によってLMSの仕様が異なれば、他のLMSに学習教材(コンテンツ)を移植することが困難となる。
このような問題点を解決し、より共有化を進めるために、学習教材を作るとき、各教材に共通する機能と、それぞれの教材ごとに固有の機能を分離し、共通部分をLMS(Learning Management System)に載せ、固有の部分を教材コンテンツとして開発する、という発想が生まれた。LMSとコンテンツが分離していれば、コンテンツ部分だけを開発するだけでよくなり、出来上がったコンテンツは別のLMSに載せることができる。LMSとコンテンツを分離するには、両者間のインターフェースやデータの形式を規定しなければならない。SCORMはLMSとコンテンツの間のインターフェースやデータ形式を規定した標準規格で、アメリカのADLという団体が作成した。
SCORMでは、コンテンツはLMSに読みこまれる階層型コース構造、Webクライアント上で実行されるSCO(Shareable Content Object)、および、コース構造に付属するメタデータから構成されており、コース構造のXMLによる表現方法、および、SCOとLMSの間で演習問題の結果や学習経過時間を通信するためのデータ形式が規格として定められている。
SCORM規格が普及すれば、利用者側は多くのコンテンツベンダーの教材を自分のLMSで使用することができ、逆にコンテンツベンダーにとっては、自社のコンテンツが他のベンダーのプラットフォームでも使えるようになるため、コストをかけずにコンテンツの販路を拡大することが可能になる。このように標準化は、低コストで高品質なeラーニングサービスの実現に必須の要素となっている。

このリリースに関するお問い合わせは下記まで
アテイン株式会社 担当:本多
東京都千代田区神田須田町2-19-8酒井ビル
Tel.03-3255-4721 Fax .03-3255-5680
info@attainj.co.jp

【プレスリリース連絡先】
このリリースに関するお問い合わせは下記まで
アテイン株式会社 担当:金 秀麗
東京都千代田区神田須田町2-19-8酒井ビル
Tel.03-3255-4721 Fax .03-3255-5680
info@attainj.co.jp