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ITシステム/サービス 株式会社ニュートラル 2010年03月01日


【プレスリリース概要】
株式会社ニュートラル(本社:札幌市中央区、代表取締役CEO:川辺春義)は、経済産業省の平成20年度「流通システム標準化事業」の成果として公開されたWeb型BMSガイドライン第1.0版に対応したインターネットEDIシステム「BACREX-R」を3月1日より発売します。

【プレスリリース内容】
1.背景
流通BMSは、経済産業省が中心となって流通業界の全体最適化を目指して「製(メーカー)・配(卸)・販(小)」三層間の情報連携を効率的に行うために流通システム標準化事業の一環として推進してきました。
しかし、「ファイル交換機能しかないために自社システムを持たない小規模な取引先は対応できない」「導入コストが高い」「GTIN、GLN、ebXML、JX手順、セキュリティといった難解なことが多い」などの理由で導入状況は芳しくありませんでした。そこで、平成20年度の事業では流通BMSの普及をテーマに検討し、既に広く普及しているWeb-EDIを否定するのではなく、Web-EDIに流通BMSを拡張するかたちで標準化し「Web型BMSガイドライン」が作成されました。
それを受けて、当社はいち早く「Web型BMSガイドライン」に対応することを発表し「BACREX-R」の開発に着手し、このたび販売を開始しました。

2.BACREX-Rの特長
「BACREX-R」は、全国の小売企業に導入され圧倒的多数の卸・メーカーに支持されているBACREXのDNAを受け継いでいてブラウザ画面や各種帳票はBACREXで見慣れたものとほぼ同じなので、特に意識することなく流通BMSに対応できます。ファイルフォーマットは流通BMS対応のXMLフォーマットだけではなく使い慣れた固定長テキスト形式フォーマットも提供しており、卸・メーカーは安心して余裕を持った対応ができます。また、BACREXのオプションツールである「自動送受信パックforクライアント」や「リアルタイム送受信forクライアント」をこれまで通り利用でき、卸・メーカーにとってより負担の少ないファイル交換方式を提供します。

3.BACREX-Rの効果
これまで流通BMS普及の妨げになってきた課題をクリアできるため、卸・メーカーへの飛躍的な普及が見込まれ、流通BMSの導入を躊躇していた小売企業も安心して導入できます。また、流通BMS対応でないことが理由でこれまでBACREXを採用しにくかった大手小売企業にも採用の可能性が広がることが期待されます。

■今後の販売予定
当社の販売パートナーを通じて小売企業に自社構築型で導入するとともに、当社のASPパートナーを通じて小売企業にASP利用型で導入します。既に流通BMSに対応したebXMLやJX手順のプロトコルを提供しているシステムベンダーが、新たに当社のパートナーに加わり自社製品やASPサービスと組み合わせて提供するケースも増えると予想され、年間20社以上の小売企業への導入を見込んでいます。

【プレスリリース連絡先】
http://www.neutral.co.jp/
株式会社ニュートラル
本社住所 北海道札幌市中央区大通西6丁目10番地1
設立 平成5年(1993)4月1日
代表者 代表取締役CEO 川辺春義
ニュートラルは、インターネットEDIシステムのパッケージメーカーとして業界をリードしています。他社の追随を許さない低価格政策とオープンな販売戦略をとり、全国45社の販売パートナーを通じて販売されています。「BACREX」は、特に小売業においてはその取引先であるメーカー・卸の接続数が10,000社以上にのぼり、インターネットEDIでのトップシェアを誇っています。

◆本件に関する報道関係者
および購読者からのお問合せ先

株式会社ニュートラル 東京オフィス 担当:北岡
Tel:03-5575-3655 Fax:03-5575-3654
E-Mail:bacrex@neutral.co.jp

※ 本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。