04月
09

経営/コンサルティング 株式会社yenbridge(エンブリッジ) 2010年04月09日


【プレスリリース概要】
当社(株式会社yenbridge(エンブリッジ))は、会計・税務・金融工学に精通
したプロフェッショナルから構成され、 数多くのデリバティブ評価を実施して
います。

この度、yenbridgeは、デリバティブに特化した書籍として、中央経済社から
『金融マンのための実践デリバティブ講座』を発売致しますので、ご連絡致しま
す。

【プレスリリース内容】
【書籍情報】
書籍名:金融マンのための実践デリバティブ講座
著者:山下章太
出版社:中央経済社
発行日:4月13日
税込価格:2,940円
ISBN:978-4-502-67560-7

出版社HPへのリンク:
https://shop2.genesis-ec.com/search/item.asp?shopcd=17262&item=978-4-502-67560-7

本書は、2009年8月に発売された「金融マンのための実践ファイナンス講座」の続編です。デリバティブに関係する以外の部分はなるべく割愛して記載しています。

金融機関に勤務する方だけでなく、企業の財務部や経理部で勤務する方などを対象に、広く一般的なデリバティブ知識を身につけるためのツールとして利用できると思います。


【目次】

序章 近年のデリバティブに関する新聞報道から見る近年の事例の特徴

本章
第1章 デリバティブに関する基礎知識
1. 金融派生商品(デリバティブ)とは
2. スワップ取引とは
3. 先物/先渡取引とは
4. オプション取引とは


第2章 デリバティブを学ぶ前に知っておく必要がある基本的な考え方

1. リスク・リターンをどのように考えるか

2. リスクフリーレート(ベースレート)とは
(1)国債
(2)LIBOR・TIBOR
(3)通貨による水準の違い

3. スプレッドとは

4. リターンの計算方法
(1)単利の計算方法
(2)複利の計算方法(時間的価値を理解する)
(3)IRR(内部利益率法)の計算方法

5. イールドカーブ
(1)イールドカーブが必要な理由
(2)イールドカーブの作成方法
①国債によるイールドカーブの作成
②LIBORとスワップレートによるイールドカーブの作成
(3)ディスカウント・ファクターとは
(4)ブートストラップ法
(5)補間方法(線形補間、非線形補間)
①線形補間の方法
②スプライン補間の方法

6. ボラティリティ
(1)ボラティリティとは
(2)ボラティリティと標準偏差
(3)ボラティリティの計算方法(ヒストリカル・ボラティリティ、インプライド・ボラティリティ)
(4)ボラティリティの形状(期間構造、ボラティリティ・スマイル)

7. デリバティブの会計処理

(1)デリバティブに関する会計基準の概要

(2)ヘッジ会計
① 何がヘッジなのか?
② ヘッジ会計の具体手的な会計処理方法
・キャッシュ・フローヘッジと公正価値(フェアバリュー)ヘッジ
・繰延ヘッジと時価ヘッジ


第3章 為替予約取引

1. 為替予約取引はどんな時に必要?
2. 為替予約が意味するもの
3. 為替予約レートの作成方法

4. 事例演習:契約書サンプルから評価を行う
(1)通常の為替予約取引
(2)その他の為替予約取引(包括的為替予約取引など)
5. 為替予約の振当処理(ヘッジ会計)

第4章 金利スワップ

1. 契約の基本的な事項
2. スワップ評価の3つの考え方
(1)変動利付債による考え方
(2)変動金利を作成する方法
(3)その他の評価方法
3. 契約条項によるリスクの違い:契約書からどのようなリスクが発生するかを検討する
(1)通常の金利スワップ契約
(2)トリガー、レバレッジが含まれる金利スワップ契約
(3)決済額と時価評価額の違い
4. 事例演習:契約書サンプルから評価を行う
(1)通常の金利スワップ取引
(2)その他の金利スワップ取引
5. 金利スワップの特例処理(ヘッジ会計)

第5章 通貨スワップ

1. 通貨スワップの種類(ベーシス・スワップ、通貨交換取引)
2. 為替予約との関係

3. スワップ評価の2つの考え方
(1)金利スワップと同様の評価方法
(2)その他の評価方法

4.  事例演習:契約内容からどのようなリスクが発生するかを検討する
(1)通常の通貨スワップ契約
(2)通貨交換取引
(3)トリガー、レバレッジが含まれる通貨スワップ契約


第6章 株式オプションの評価

1. オプション評価モデルの概要
(1)ブラック・ショールズ・モデル
(2)格子モデル
(3)シミュレーション・モデル

2. 発行要項、契約条項による違い
(1)行使価格
(2)行使期間
(3)ノックアウト条項

3. モデルによって評価額が違う?
(1)ブラック・ショールズ・モデルの前提
(2)ブラック・ショールズ・モデルが評価できないタイプは?

4. パラメータによる評価額への影響
(1)原資産価格(株価)がオプション価値に及ぼす影響
(2)行使価格がオプション価値に及ぼす影響
(3)満期がオプション価値に及ぼす影響
(4)割引率がオプション価値に及ぼす影響
(5)ボラティリティがオプション価値に及ぼす影響
(6)配当率がオプション価値に及ぼす影響
(7)グリークス(Greeks)

5. 会計処理方法について
(1) 投資家サイドの会計処理
①保有目的区分に応じた会計処理の概要
②有価証券の減損処理
(2) 発行体サイドの会計処理
①株式発行の場合
②新株予約権発行の場合

6. ストック・オプションとは?新株予約権とは?
(1)ストック・オプション会計基準の概要
(2)新株予約権とストックオプションの会計処理の比較
(3)税制適格ストック・オプションの概要

7. 事例演習
(1)株式オプション(新株予約権)とストック・オプションの違い
①新株予約権の評価(ブラック=ショールズ・モデル、二項モデル)
②ストック・オプションの評価(ブラック=ショールズ・モデル、二項モデル)
(2)プレーンな株式オプション
(3)ストック・オプション
(4)その他の株式オプション


第7章 国際財務報告基準(IFRS)のデリバティブ取引への影響
①IFRSとは
②IFRSの適用時期・対象企業
③IFRS採用までの経緯
④IFRSと日本基準の考え方の違い
⑤日本の会計基準の変更
1. 金融商品の分類
2. 株式報酬に関する取扱い
3. 組込デリバティブ
4. 複合金融商品の取扱い
5. ヘッジ会計に関する取扱い



[運営会社の概要]
(1)商号: 株式会社yenbridge(エンブリッジ)
(2)所在地: 東京都港区赤坂2-11-13 COMMON AKASAKA8階
(3)代表者: 山下 章太
(4)設立日: 2007年6月
(5)資本金: 1,000万円
(6)事業内容: 投資リスク管理、SPC管理業務、評価検証業務
        投資企業のモニタリング代行
(7)許認可等: 不動産鑑定業:東京都知事(1)第2263号
税理士法人:税理士法人番号 第1772号

【プレスリリース連絡先】
東京都港区赤坂2-11-13 COMMON AKASAKA8階
株式会社yenbridge(エンブリッジ)
担当:桂田(不動産鑑定士)

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