05月
10

医療/医薬/介護 ゼネラルヘルスケア株式会社 2010年05月10日


【プレスリリース概要】
ゼネラルヘルスケア株式会社(東京都港区:代表取締役 竹澤慎一郎)では、この度国内初のASP型電子ラボノート「ラボワークス(LABWORKS)」を開発し、販売を開始した。近年のデータ捏造問題や知財の管理において、研究室内での情報共有やコミュニケーションの活発化が求められており、ASP型のラボワークスによって手軽にシステム導入できるようになった。

【プレスリリース内容】
一般的に研究機関の情報管理は通称「ラボノート」と呼ばれる紙のノートで記録されてきた。一方で、近年の電子媒体を活用した流れにより、業務システムなどが発展するなか、研究分野の業務システムの開発は進展がなく、大手製薬企業などが独自に開発して利用しているという状況であった。大手製薬企業が主に導入している商品だったため、国内市場規模としては25億円ほどの商品市場であったが、地財の管理や、研究進捗の業務管理などは技術開発型のベンチャー企業や大学の研究室などでもニーズがあり、これらのニーズを取り込むことにより150億円の市場を創生できる余地があると見込まれる。米国の調査では、医薬品メーカーは年間10億ドル以上を紙ベースのデータ保存に費やしているという報告もあり、安価で使いやすい電子ラボノートシステムの要望があった。そこで当社では、ASP型の電子ラボノート「ラボワークス LABWORKS(http://www.lab-works.info/)」を開発し、2010年5月より正式に販売を開始する。
主な特徴は、1)ASP型のため、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも研究室の進捗確認ができる、2)下級研究員が上級研究員に研究承認を得る仕組みにより、研究成果の日時を記録でき、米国の先発明主義に準拠した日報として活用できる、3)手書きの概念図なども簡単に書ける電子ペンをオプションで利用可能、などである。
 これまで、製薬会社などではスタンドアロン型の独自のシステムや、研究記録を書きとめておくようなシステムは存在したが、研究室内での情報共有に主眼をおき、グループウェアとしても利用できるのが「ラボワークス LABWORKS」の開発コンセプトである。
 今後はグループウェアとしての機能拡充と、各種データベースとの連携、論文などの管理機能などを順次強化していく予定である。

【プレスリリース連絡先】
ゼネラルヘルスケア株式会社 担当:三谷
TEL: 03-6809-2292 FAX: 03-6402-4812 MAIL: ghmail@ghjapan.jp