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医療/医薬/介護 トラストメディカル株式会社 2010年10月10日


【プレスリリース概要】
多くの医療機関で蛍光顕微鏡が高額であるために実施出来なかった蛍光染色法を今回、安価な蛍光顕微鏡と共に真菌を特異的に染色する試薬をご紹介します。

【プレスリリース内容】
真菌を特異的に染色する高感度蛍光染色液”ファンギフローラY”は今回ご提案をしている安価な蛍光顕微鏡と共に、あらゆる施設で簡易に検査を行うことが可能となりました。
染色の原理としては、A液であらかじめ試料中にある真菌以外の共染されやすい部分をマスクしておき、次にB液で真菌を蛍光染色します。B液中の蛍光染料は真菌の細胞壁に存在する多糖類(セルロース、キチン等)を特異的に染色します。多糖類でも上記のようにβ構造を持つ糖類は染色されますが、デンプン、グリコーゲン、アガロースなどのα構造を持つ糖鎖は染色されません。
また、2液法で簡単、迅速に染色可能で蛍光染色下標本は調基保存が可能です。

【プレスリリース連絡先】
トラストメディカル株式会社
東京営業所 統合開発部 小田 操
TEL 03-3518-0871
oda@neatnet.jp