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学校/教育/学習 株式会社フォルテ 2011年01月06日


【プレスリリース概要】
株式会社フォルテは、この程ニュースレターとして購読者に無料配信してきたコロラド大学開発の「学術論文執筆~発表のためのチュートリアル」全文を一本化してウェブサイトに公開いたしました。このチュートリアルは、コロラド大学とのライセンス契約により日本語に翻訳されたもので、日本人研究者にノウハウを提供し、日本の科学技術の振興を促す同社プロジェクトの一環として公開されたものです。このオンライン・チュートリアルは、研究者が論文を学術ジャーナルに発表する際に活用することを狙いとして、コロラド大学の各種図書館の協力により開発されたもので、学術論文の執筆および出版の詳細に関する包括的なリソースが提供されています。

【プレスリリース内容】
株式会社フォルテ(所在地:東京都新宿区、代表取締役:ウィリアムD.ステンソン)はこの度、コロラド大学との翻訳・公開ライセンス契約によりニュースレターとして配信してきた「学術論文執筆~発表のためのチュートリアル」のオンラインウェブ版を公開しました。フォルテは科学分野を専門とする翻訳・英文校正サービスを通じ、日本の大学および科学技術コミュニティーに貢献しており、国際レベルのジャーナルに論文を発表するためのノウハウを日本の研究者に身に着けてもらいたいというフォルテの取り組みに、同学が共感を示したものです。公・私立大学や研究機関に所属する我が国の研究者は約839,000人1とされ、科学技術研究費も総額17兆円にのぼり、日本学術振興会がスポンサーを務めるプログラムも数多く存在します。しかし、日本人の学術論文が国際的なジャーナルに発表される数は比較的少なく、その要因は執筆者の科学技術英語のライティング・スキルや、ジャーナル投稿のノウハウの限界にあると考えられます。
フォルテは、日本の研究者と世界を繋ぐコミュニケーションを支援するとともに、自社のプロボノ(公益のボランティア)活動および独自の研究助成プログラムを通じて日本の学術コミュニティーの発展に取り組んでいます。
フォルテの最高経営責任者であり創設者でもあるウィリアムD.ステンソンは、次のように述べています。「このオンライン・チュートリアルのコンテンツは、各分野における日本人の専門家や大学院の学生たちに英語で学術論文を執筆する際の詳しいノウハウを提供する弊社の取り組みにおいて、すぐれたリソースとなると考えています。そして、最終的には本人たちの研究成果をターゲットとするジャーナルに発表するにあたっておおいに助けとなるはずです」
このチュートリアルには、学術論文出版の基本要素が盛りこまれ、学術出版の果たす役割、論文の執筆計画立案および実際の執筆作業にあたって欠かすことのできない手順、出版計画の立案、出版モデルに関するさまざまな選択肢、論文の種類、執筆の形式、執筆に役立つツールおよびリソース等といった項目が網羅されています。また、このチュートリアルでは双方向の演習問題によって、理解度を確認しながら効果的な学習が進められるように構成されています。
本チュートリアルはこちらをご覧ください:http://pnp.forte-science.co.jp/index.cfm
このチュートリアルに関する詳細およびお問合せは、篠崎までご連絡いただくか、弊社サイト(www.forte-science.co.jp)をご覧ください。
1総務省統計局 – 2009年3月31日

【プレスリリース連絡先】
株式会社フォルテ
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-8-6 KDX新宿286ビル5F
TEL: 03-3353-3545
FAX: 03-3354-3845
ウェブサイト: http://www.forte-science.co.jp
広報担当: 篠崎W.ルイス
e-mail: webmarketing@forte-science.co.jp