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新聞/出版/マスコミ 英治出版株式会社 2012年02月28日


【プレスリリース概要】
がんの専門家と再発体験者が共同で作成した一冊『もしも、がんが再発したら――[患者必携]本人と家族に伝えたいこと』3月上旬に発売

英治出版株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田英治)は、独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター(東京都中央区、理事長:嘉山孝正)編著による『もしも、がんが再発したら』を出版・販売いたします。この本は、再発に直面した方に信頼できる情報をわかりやすく提供し、治療や生き方を考える助けとなることを目的として作成されました。

【プレスリリース内容】
英治出版株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田英治)は、独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター(東京都中央区、理事長:嘉山孝正)編著による『もしも、がんが再発したら』を出版・販売いたします。この本は、再発に直面した方に信頼できる情報をわかりやすく提供し、治療や生き方を考える助けとなることを目的として作成されました。

■「再発」は初回のがんよりもショックが大きい
国民の2人に1人が、がんに罹患する現代。中でも「再発」は、治癒を目指してきた患者の方々にとって、最初にがんの宣告を受けたとき以上に大きなショックを感じます。そのため、より多くのサポートを必要とします。しかし「再発」における治療や支援の仕組みにかんする情報は、あまり提供されていないのが実情です。

■再発にきちんと向き合い、対処するための情報を提供
こうした問題への対策として、がんの専門家と再発がん体験者が集い、再発を告げられたときにどんな気持ちだったか、どんな支えが必要になるのか、体験者から伝えられることは何なのか、約2年にわたって検討を重ねて作成されたのが本書です。

■多くの患者さんの意見を反映
本書は試作版の段階で多くの相談員や患者の方々に読んでいただき、感想や意見を踏まえて完成版に至りました。読者の方からは「不安が小さくなった」「疑問に応えてくれた」「家族や支援者にも読んでほしい」といった声が寄せられています。再発がん患者だけでなく、「再発」を不安に感じる患者の方や、患者をサポートする方々にも参考にしていただきたい一冊です。


【書籍概要】
・A5判ソフトカバー 144頁
・ISBN:978-4- 86276-139-2
・定価:本体価格750円+税

■目次
はじめに―がんが再発していますと言われたら/がんの再発、私たちの体験/再発、転移とは/再発がんを治療する/痛みについて/体や心の不調に対処する/臨床試験に参加するには/未承認薬について/補完代替療法に興味を持ったときには/治療法をどう選ぶか/あなたの心に起こること/生きる意味を考えること/あなたを支えるいろいろなこと/家族およびあなたを支えてくれる方へ/用語集

■編著者
編著:国立がん研究センターがん対策情報センター
すべてのがん患者とその家族や支援者に対して、がんに関する役に立つ情報をわかりやすく提供していくことを目指し、調査研究および情報普及に向けた活動を行っている機関。主な著作に、がんと診断されて間もない患者に必要な情報をとりまとめた『患者必携 がんになったら手にとるガイド』(学研メディカル秀潤社、2011 年)がある。

【プレスリリース連絡先】
英治出版株式会社 担当:下田
TEL: 03-5773-0193 / FAX: 03-5773-0194 / E-mail: editor@eijipress.co.jp