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経営/コンサルティング 横浜国立大学 採用学プロジェクト 2014年06月11日


【プレスリリース概要】
横浜国立大学 服部泰宏研究室が主宰する「採用学プロジェクト」は、2013年9月より現在まで実施していた調査研究の成果をまとめた『採用学レポートvol.1』を作成致しました。

【プレスリリース内容】
横浜国立大学 服部泰宏研究室が主宰する「採用学プロジェクト」(事務局:株式会社ビジネスリサーチラボ)は、現時点における調査研究の成果をまとめた『採用学レポートvol.1』を作成致しました。

採用学プロジェクトは、現在する様々な採用上の課題について科学的手法でアプローチし、採用担当者・求職者双方の負担を減らすべく、データとロジックに基づき採用活動の効率化を目指す産学連携研究プロジェクトです。採用学では、2013年9月の発足以来、採用活動に関する研究を精力的に行ってきました。

これまでの調査研究の成果のまとめとして、『採用学レポートvol.1』を作成致しました。レポートでは、(1)採用に関する最新の調査結果の概要、(2)採用コストを減らす科学的ツールに関する提案、(3)先行研究から示唆される科学的知見の紹介、の三つに関して取り上げています。

例えば、(1)採用に関する最新の調査では、採用活動において入社後のパフォーマンスに影響を与えうる要因と各々の重要度を明らかにするべく、まずは採用活動全体に関する調査を行いました。採用活動の主観的・客観的成功度と、採用プロセスにおける個々の要因の関係を明らかにすることを目的としています。この中で、内定辞退の抑制が重視される企業ほど内定充足率が高い、採用計画と実際の採用人数の一致が重視される企業ほど内定充足率が高い、などの知見を得ることができました。

今後は、更にデータの数を増やし、調査結果を精緻化していけるよう、またその知見を活かして更に深く採用活動に関する知見を得られるよう、研究を進めていきます。

【関連リンク】
採用学プロジェクトホームページ
http://saiyougaku.org/
https://www.facebook.com/saiyougaku

【プレスリリース連絡先】
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