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お知らせ/ご案内 東京脳神経センター 2017年04月07日


【プレスリリース概要】
GWからの行楽シーズンは、長距離・長時間運転による“ドライブ首”のリスクが増加。さまざまな不調を引き起こす首こり病(自律神経失調)を引き起こさないためにも予防を心がけましょう。

【プレスリリース内容】
GWからの行楽シーズンは、長距離・長時間運転による“ドライブ首”のリスクが増加します。
首こり病(頚筋症候群)の発見者である東京脳神経センターの松井孝嘉医学博士は「寒い時期は首こりと首の冷えが原因となる“ぎっくり首”のリスクが高まりますが、遠出が増えるGWからの行楽シーズンには、長時間のドライブが首こりを悪化させる、いわゆる“ドライブ首”が増加します」と警鐘を鳴らします。
首の奥には自律神経が通っています。恐ろしいのは、“ドライブ首”をきっかけに、頭痛、めまい、ドライアイ、血圧不安定、原因不明の倦怠感、不眠、新型うつなど、さまざまな不調が全身に現れてきて、幸せを感じられなくなることです。
さらに“ドライブ首”になると、急に後ろを振り向いたり、くしゃみをした拍子などにぎっくり首になる危険性もあります。
そのため長時間の運転では、首の凝りによる“ドライブ首”の予防が重要です。

<ドライブ首にならないために>
■正しい運転姿勢をとる
・シートをハンドルに近づけすぎない
・シートを倒しすぎない
ハンドルにシートを近づけすぎて前かがみなると猫背になって首に負担がかかり、手足が自由に動かせないため首や肩の筋肉が緊張で凝ってしまいます。また、シートを倒しすぎると前を見るために首に負担がかかり、首が凝りやすくなります。運転姿勢は、立っている時と同じように頭が自然に首に乗っている状態をキープしましょう。

■定期的に休憩をとって首に凝りをためない
・高速道路の場合、疲れを感じていなくても、できればサービスエリア毎に首のストレッチ(※)を行いましょう。
・一般道の場合、信号の停止時などを利用して、目安として15分~30分ごとに首のストレッチ(※)をしましょう。 ※ネックリラクゼーション(別紙)

<首こり病(頚筋症候群)とは>
頚(くび)は“副交感神経センター”です。ドライブはじめ、パソコンやスマホを長時間使用したり、うつむき加減で勉強・仕事や趣味に没頭した結果、頚の筋肉が凝ることで、頚椎の中心にある副交感神経センターの異常を招きます。副交感神経は、内臓や血管、呼吸器などをコントロールする生命維持に重要な神経のひとつで「首こり」によって副交感神経の働きが低下すると全身にさまざまな不定愁訴(原因不明の症状)が現れます。この状態を「頚筋症候群(首こり病)」と言い、「うつむき姿勢」の機会が多い現代人の生活習慣病です。
■首の筋肉異常がひきおこす代表的な17の疾患
緊張型頭痛/めまい/自律神経失調症/うつ/多汗症/慢性疲労症候群/過敏性腸症候群/ムチウチ症/パニック障害/不眠症/血圧不安定症/機能性胃腸症/VDT症候群/ドライアイ/機能性食道嚥下障害/ドライマウス/更年期障害(難治)


<松井孝嘉(まつい たかよし)医学博士プロフィール>
・東京脳神経センター理事長
・松井病院理事長
・東京大学医学部卒業
・医学博士 ・脳神経外科医
1971年、東京大学文部教官となり頭頸部外傷・デッドボールを研究。巨人軍の協力を得て長嶋・王選手らと頭部デッドボールの実験を繰り返し、野球用耳付きヘルメットを開発・実用化。デッドボールによる死者を皆無にする。その後、米国アルバートアインシュタイン医科大学にて脳腫瘍・脳血管障害を研究。ジョージタウン大学にて世界初の全身用CTスキャナの開発に携わり、日本への導入・普及に尽力。日本がCTスキャナ普及率世界一となった第一の貢献者。これにより日本人の死因第一位だった脳卒中死者が激減。同時に世界初の本格的脳画像診断アトラスを制作・著作。医学書初の国際出版文化大賞、外務大臣賞を受賞。現在、画像診断で世界で最も長い経験を持つドクター。1978年に「首こり病(頚筋症候群)」を発見し、2005年、診断法と治療法を確立。これが世界初の自律神経失調症の治療法となり、首こりに起因する不定愁訴の治療がはじめて可能となった。

<東京脳神経センター>
・URL  : http://tokyo-neurological-center.com/
・所在地: 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-17 神谷町プライムプレイス2F
TEL. 03-5776-1200 / FAX.03-5776-1201

【プレスリリース連絡先】
東京脳神経センター 担当:大村祐司
TEL. 03-5776-1200 / FAX.03-5776-1201
mail: y.omura@tokyo-neurological-center.com