【プレスリリース概要】
出産、保育、養護、母子福祉、医療などの環境調査で、現状分析では、大分市と千代田区が1位、宮崎市と杉並区が2位、富山市と北区が3位。改善度分析では、堺市と墨田区が1位、川崎市と足立区が2位、松山市と江東区が3位になった。当NPOは「市民による健全な監視役」として毎年結果を公表している。

【プレスリリース内容】
東京のNPO法人エガリテ大手前（http://egaliteotemae.fc2web.com/index.html代表：古久保俊嗣）は第3回「次世代育成環境ランキング」を発表しました。本調査は毎年3月頃に主要49都市と東京23区の次世代育成環境（出産、保育、児童福祉、養護、母子福祉、医療など）を独自の基準によって分析しランキングするものです。各自治体の現状を示す「静態分析」と前年からの改善度を示す「動態分析」を実施しています。2007年度の上位にランクされた自治体は以下の通りです。

１．現状調査（静態）総合ランキング ・49主要都市：　1位大分市、2位宮崎市、3位富山市、4位北九州市、5位長野市、6位広島市、7位福山市、8位高知市、9位和歌山市、10位金沢市
・東京23区：　1位千代田区、2位杉並区、3位北区、4位台東区、5位品川区
２．改善度調査（動態）総合ランキング ・49主要都市：　1位堺市、2位川崎市、3位松山市、4位福山市、5位大阪市、6位神戸市、7位横浜市、8位長野市、9位仙台市、10位福岡市
・東京23区：　1位墨田区、2位足立区、3位江東区、4位板橋区、5位葛飾区
少子化対策や子育て支援への社会的関心が高まっていますが、行政の現場は恵まれた状況にはありません。各自治体は限られた予算と人員の中で、地域住民とも協働し、知恵を絞りながら地道な努力を続けていますが、自治体間の取り組み姿勢には大きな格差が見られます。

各政策が成果を示すまでには時間を要しますが、「頑張っている自治体の応援団」として、その努力や現状の一端を紹介することで、当局者の動機付けと市民の意識向上を目的にこの調査を実施しています。

今回の調査の結果、「優秀環境賞」を大分市と杉並区に、「環境改善賞」を堺市と墨田区に授与することとしました。

当NPOは、各種の調査、研究、出版、講演を行い、行政や企業などへの提言を行うことで、男女共同参画社会の形成を促進することを目的として2004年に設立されました。

主婦や会社員を中心に、大学教員、医師、薬剤師、産褥ヘルパー、消費生活アドバイザー、研究所調査員、社会福祉士、介護福祉士、統計専門家、アナリストなど幅広い層からの参加を得ています。

詳細レポートはhttp://egaliteotemae.fc2web.com/2007rank.htmを参照ください。
本件に関するお問い合わせ先：　NPO法人エガリテ大手前　
代表　古久保俊嗣（ふるくぼしゅんじ）
メール：furukubo1978@mercury.ne.jp　電話：090-6947-6940

【プレスリリース連絡先】
NPO法人エガリテ大手前http://egaliteotemae.fc2web.com/index.html
【本件に関するお問い合わせ先】　
代表　古久保俊嗣（ふるくぼしゅんじ）
メール：furukubo1978@mercury.ne.jp　電話：090-6947-6940