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ソフト/ハード コンピュータ ダイナミックス株式会社 2008年09月26日


【プレスリリース概要】
UNIX、Linux及びWindowsサーバ用 ストレージ及びバックアップ ソリューションを安心と信頼と共に27年以上日本で提供し続けているコンピュータ ダイナミックス株式会社(〒169-0073 東京都新宿区百人町1-21-23/代表取締役:坂本 寛/資本金2,700万円)はこの度、従来より販売しているハイパフォーマンス・高信頼性のフルファイバーチャネルRAIDアレイ装置CDS-F2902/F2904に新たに400GB 10000回転 FC HDD搭載モデルの販売を開始いたしました。

【プレスリリース内容】
CDS-F2902/F2904はFC HDDを最大16台まで搭載可能なコントローラー筐体を基本構成とした高性能RAIDアレイ装置です。4Gbps FCホストインタフェースを備え、FC HDDを最大16台まで搭載可能なディスク拡張筐体をF2902で最大3台まで、F2904で最大6台まで接続可能です。400GB FC HDD搭載時の最大容量は 25.4TB(F2902) / 44.8TB(F2904)です。CDS-F2902/2904は、これまでも大企業から中規模企業向けにハイパフォーマンスや高信頼性を要求される用途に適したストレージとして幅広くご利用いただいておりましたが、400GB FC HDD搭載モデルの追加によって、お客様はより更にコスト効果の高いハイパフォーマンス・ストレージ環境を構築できるようになります。

CDS-F2902/2904は、ホスト&バックエンド共に 4Gbps FCをサポートしたフルファイバーRAIDアレイ装置です。ホストポートは最大8ポートをサポートしています。RAID 0, 1, 3, 5, 1+0 をサポートし、キャッシュ容量は2GB(F2902) / 4GB(F2904)が搭載可能です。 拡張筐体は最高 3台(F2902) / 6台(F2904)まで拡張可能で、最高 64(F2902) / 112(F2904) ドライブまでサポートします。

CDS-F2902/2904はディスクドライブ、コントローラー、電源、ファン、ミッドプレーンなどの、データパスを構成するすべてのコンポーネントが冗長化され、単一障害点の無いデータパスを提供します。 1つのコンポーネントで障害が発生しても、代替コンポーネントへ自動的にフェイルオーバーしますので、万一故障が発生してもシステムまで影響を与える事がありません。またディスクドライブからミッドプレーンまで、すべてのコンポーネントがホットスワップ(動作中の交換)に対応しています。またホットスペアドライブを使用することで、可用性を更に高める事ができます。ホットスペアドライブには、使用されていないドライブを割り当て、どの筐体のどのディスクのスペアとしても使用可能です。各アレイコントローラには、それぞれにバッテリ・バックアップ・システムが2つ備えられており、電源冗長性を提供しています。

CDS-F2902/2904はオプション・ソフトウェアとして様々なデータ保護機能を提供しています。Data Replicatorソフトウェアは、FCまたはIPを介し、CDS-F2902/2904筐体間での同期/非同期の複製機能を提供します。また Data Snapshotソフトウェアは、ボリュームの瞬間的低容量コピーを行い、ディスク容量を節約した効率的なコピー作成が可能になります。Volume Copyソフトウェアでは、ボリュームの独立したフルコピーを迅速かつ安全に作成します。

CDS-F2902/2904の管理/構成/監視には、SMI-Sに準拠した、使いやすいインタフェースのCommon Array Managerが標準で添付されています。ブラウザインタフェースを使用して、問題の分析、イベントの表示、およびアレイの状態の監視を行えます。またパフォーマンス追跡と自動診断機能も利用できます。 Webブラウザ経由でアクセスできるため、ストレージ管理者は、セキュリティ保護されたインターネット接続を介して、任意の場所から本管理ソフトウェアを使用しCDS-F2902/2904の監視や管理を行う事ができます。

CDS-F2902/2904用拡張筐体はコントローラー筐体と同様に内部でクロスバー・スイッチ接続方式を採用しています。本方式により、障害ドライブの切り離しが即座に可能になり、ドライブ再構築時ドライブ間で処理ループ待ち時間を削減でき、信頼性とパフォーマンスを大きく向上しています。コントローラー筐体と拡張筐体は冗長ループにより4経路で接続され、4経路での並列アクセスのため高速性が確保されます。また経路故障があっても I/Oは継続でき、高可用性も確保されています。

CDS-F2902/2904はLinux、 Solaris, Netware, Windows, AIX、 HP-UX、IRIXプラットフォームをサポートしています。

CDS-F2902/2904の外形寸法はラックマウント 3U型で483(W)× 572(D)× 130 (H)mmです。重量は最大38.5Kgです。

CDS-F2902 400GB FC HDD搭載コントローラモデルCDS-F2902-5x400 (最小構成2TB〜)の価格は476万円です。CDS-F2904 400GB FC HDD搭載コントローラモデルCDS-F2904-5x400 (最小構成2TB〜)の価格は634万円です。

コンピュータ ダイナミックス(株)では同モデルにて年間300台の販売を予定しています。納期は1カ月です。

【プレスリリース連絡先】
コンピュータ ダイナミックス株式会社 〒169-0073 東京都新宿区百人町1-21-23
担当:小暮 麻里
TEL:03-3366-9741 FAX: 03-3366-9800
E-mail:compd@computerdyna.co.jp
http://www.computerdyna.com