01月
23

公共機関/NPO 社団法人シャンティ国際ボランティア会 2009年01月23日


【プレスリリース概要】
教育を通じた自立支援を行っている社団法人シャンティ国際ボランティア会(会長 若林恭英/所在地 東京都新宿区/URL http://www.sva.or.jp 以下SVA)のフェアトレード部門「クラフト・エイド」は、2009年2月3日から21日まで、千代田区東神田「馬喰町ART+EAT」にて「刺繍でつづるモン族の物語」展を行います。

【プレスリリース内容】
色とりどりのモンの刺繍
 当企画は、モン族の手から生み出された美しい刺繍と、歴史の背景や伝統文化を多くの方に知っていただきたい、という願いを込めたイベントです。期間中は、モン族の民話を刺繍した絵本と生活スタイルを表したタペストリーの展示を行います。
モン族の刺繍は、ライフスタイルを糸と針で現すのが特徴です。色とりどりの刺繍は、長い年月の間、母から子へと、受け継がれてきたものです。古くは中国を起源とし、現在は広い地域でくらしを営んでいます。山を転々と移動し、焼畑農業を行う山岳民族で、近年まで自給自足の生活を送っていました。しかし、ラオスでの内戦やタイ政府の定住化政策によって、山を降りた人びとは新しく貧困という問題に直面することになりました。そんななか、クラフトの製作は、彼らに貴重な現金収入をもたらし、急速に衰退していく伝統技術の継承にも役立っています。このプロジェクトは、モンの刺繍に共感した馬喰町ART+EATとのコラボレーション企画です。

SVAとモン族の関わり 
1985年から、SVAはタイのバンビナイ難民キャンプで、モン族の子どもたちのための図書館活動を始めました。そこで、モン族の民話の録音収集と語り継がれた物語を刺繍で表現した絵本作りを始めました。

【プレスリリース連絡先】
社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
担当:神崎 (カンザキ)
所東京都新宿区大京町31 慈母会館2F
電話 03-5360-1233 FAX 03-5360-1220