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ITシステム/サービス マイクロストラテジー・ジャパン株式会社 2009年04月03日


【プレスリリース概要】
バージニア州マクリーン、2009年3月26日-- ビジネス インテリジェンス(BI: Business Intelligence)ソフトウェアの世界的なリーディングプロバイダであるMicroStrategy Incorporated (Nasdaq:MSTR - News) は、過去約10年間において最もメジャーなソフトウェアリリース、MicroStrategy 9を発表しました。MicroStrategy 9は2009年1月に行われたMicroStrategyのユーザーコンファレンスで紹介され、2009年3月20日にリリースされました。

【プレスリリース内容】
MicroStrategy 9の新しいテクノロジーと機能は以下のとおりです。

・ エンタープライズBIのパフォーマンス、スケーラビリティ、効率性を向上
・ 部門別BIアプリケーションの迅速な展開を実現
・ 部門別BIからエンタープライズBIまでシームレスに統合したパスを提供

エンタープライズBIの拡張
BIシステムが数千ものユーザ数と数百テラバイトのデータまで拡張すると、迅速なクエリパフォーマンスを維持することが大きな課題となります。MicroStrategy9には、インメモリROLAPと呼ばれる適能力のある新しいキャッシュテクノロジーが含まれており、Unix、Linux、及びWindowsコンピュータサーバー上で、大量のアドレス可能な64ビットメモリをフルに活用することができます。その結果、レポート、ダッシュボード、OLAP分析からのリクエストをダイレクトに回答できる、いわばパフォーマンスが最適化された中間層のデータベースを提供します。またMicroStrategy9の新しいSQL生成の最適化は、複雑なメトリクスを含む高度なクエリに対してもパフォーマンスを劇的に改善します。 企業が合併し規模が拡大すると、事業間、部署間、そして世界中のオフィスのすべてのオペレーションでビジネスインテリジェンスの必要性に迫られます。このような拡張で導入されるBIシステム上の新しい要件が世界中のオフィスのBI展開をサポートします。MicroStrategy 9では、ユーザが情報を参照する際に、ユーザの言語でレポート、ダッシュボード、OLAP分析を表示する機能があります。更に、MicroStrategy 9では、世界中の開発チームが同じBIアプリケーション上で協調して作業を行える機能が数多く存在しています。

部門別BIの迅速な開発と展開を実現
MicroStrategy 9に含まれる新しいアーキテクチャ上のコンポーネントと機能は、特に部門を対象とした比較的小規模なBIシステムのニーズをサポートします。MicroStrategy 9では、部門別のBIアプリケーションを迅速に構築することが可能です。さらに、エンドユーザがITのサポートなく、レポートとダッシュボードを作成して情報を配信することができます。 MicroStrategyの新しいマルチソースROLAP、インメモリROLAP、迅速なメタデータの作成によって、ビジネス部門は迅速に小規模なBI環境を構築し、データマートまたはデータウェアハウスを最初に作成する際の多大な時間と技術的な作業をかけずに複数のデータベースにアクセスすることが可能です。 MicroStrategy 9が提供する数多くの新しい機能が、レポートの組み立てをよりシンプルかつ、迅速に行います。ビジネスユーザは、すぐに使えるダッシュボードテンプレートをはじめ、カスタム設計されたテンプレート、ダッシュボード作成が初めのユーザをサポートする新しい設計アシスタント等、MicroStrategy 9の新しい機能を使って、ダッシュボードを迅速に作成することができます。 MicroStrategyが誇る長年の強みのひとつであるROLAPのアーキテクチャにより、ビジネスユーザはデータを自由に検索したり、または参照するデータの組み合わせごとに新しいレポートを作成する必要もなく、データウェアハウス内の情報を参照したりすることができます。MicroStrategy9では、ユーザはグラフ上で直接ピボットやドリル等と同じOLAP操作を行うことができます。 MicroStrategy 9では、Distribution Services製品を使って、レポートとダッシュボードの配布の管理が更に容易できるようになりました。ユーザは自分もしくは他のユーザにレポート配布を設定し、Eメール、ネットワーク上のプリンタ、または直接コンピュータまたはサーバーにレポートを送信することができます。ビジネスユーザは、集中管理されたIT管理者の関与なく、自らの情報を購読・作成して管理する権限をもちます。何千ものユーザ数と数百テラバイトのデータ量まで拡張すると、BIシステムにおいてそれに合わせた迅速なクエリパフォーマンスを維持することが大きな課題となります。MicroStrategy 9は「インメモリROLAP」と呼ばれる新型で適応力のあるキャッシュテクノロジを導入し、SQL生成を改善してクエリパフォーマンスを強化しています。

部門別BIからエンタープライズBIまでシームレスな統合を提供
企業組織ではよく部門別BIシステムとエンタープライズBIシステムを混在させることがあり、これらの複数のBIシステムが混在することでBIシステムの信頼を損なっていることがあります。この問題の解決策は、個々に存在する複数のBIを、より包括的かつ統合的なエンタープライズレベルのBIシステムとして徐々にマージしていくことです。 MicroStrategy 9は、独立したいくつものMicroStrategy BIをより拡張可能なエンタープライズBIとして容易に統合できるように設計されています。新しいマルチソースROLAPを使うことで、部署ごとに存在する複数のBIのメタデータとレポートは徐々に大きなエンタープライズBIメタデータとして統合されます。その際、元のオリジナルデータをデータウェアハウスまたはデータマートへ移動させる必要はありません。次のステップとして、MicroStrategy 9では、同じデータにアクセスするようにメタデータを再度指し示すことで企業が徐々に自らのデータを分散したデータベースからデータウェアハウスへと移動させることができます。その際にも、特にレポートが分断されることもなく、また再設計の必要はありません。

MicroStrategy ビジネスパートナーはMicroStrategy 9をサポート
MicroStrategyは、テクノロジーパートナー、コンサルティングパートナー、システムインテグレータ、リセラー、OEMパートナー等幅広いビジネスパートナーと共にビジネスを展開しております。これらのビジネスパートナーのほとんどがMicroStrategy 9ベータソフトウェアをプレビューし、その新しい機能や強化において前向きなコメントを提供しています。 「MicroStrategy 9のイノベーションが、ビジネスパートナー様に、エンタープライズレベルでのパフォーマンスとスケーラビリティを求める新しいお客様や、より小規模なBIアプリケーションの展開を容易にするBIプラットフォームを求めている新しいお客様を引きつけるることができるようになります。」MicroStrategyのCOO、Sanju Bansal氏はこのように述べています。「MicroStrategy 9がビジネスパートナーに受け入れられていることを非常に喜ばしく思っています。」

MicroStrategy 9に関する詳細は、http://www.microstrategy.co.jp/9/ をご覧ください。

【プレスリリース連絡先】
マイクロストラテジー・ジャパン株式会社
マーケティング部
電話:03-3511-6700 (代表)
Eメール:info-jp@microstrategy.com
本文URL:http://www.microstrategy.co.jp/news/MSTR9_20090326.asp