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その他 テュフ ラインランド グループ 2009年10月29日


【プレスリリース概要】
テュフ ラインランド グループは、ナイジェリア標準化機構(SON)により、海外製品の適合性評価プログラムSONCAPを実施するサービスプロバイダーに認定されました。

【プレスリリース内容】
横浜発 -- (ビジネスワイヤ) -- テュフ ラインランド グループは、ナイジェリア標準化機構(SON)により、海外製品の適合性評価プログラムSONCAPを実施するサービスプロバイダーに認定されました。この覚書は2009年4月17日に結ばれたもので、調印式典には商工省大臣のアチケ・ウデンワ氏、SON長官のジョン・アカニア博士出席の下に調印され、テュフ ラインランド ジャパンからは最高業務責任者(COO)のセバスチャン・ドーゼ、ラボラトリ ゼネラルマネジャーのジョン・オロボセレが代表として出席しました。

テュフ ラインランドはSONCO事務所を指定し、この事務所が海外製品のナイジェリア市場への輸入プロセス、標準を満たさない製品の商業化防止に関するプロセスを検証します。これにより、同国経済を支援し、製品の安全・品質に対する需要に応えます。

製造業者と輸出業者は、製品を登録してSONCAP製品証明書(PC)を受けなければならず、そのために、安全設計を考慮したこと、適切な製造施設を有することの証拠を提出する必要があります。製品は出荷前に、発送に関する詳細事項にしたがって検証され、その後SONCAP証明書(SC)のが発行されます。この証明書は通関手続きに必須のものです。現在の適合性評価プログラムには、特定電子製品カテゴリー(例えばITEやAV製品)に対する、安全および品質評価、EMC指令への適合(2009年実施)などがあります。

ナイジェリアでは2009年夏以降、全ての製品(食品、薬物、医薬品を除く)がナイジェリア工業規格(NIS)またはナイジェリア標準化機構により認可されている国際規格に適合することが求められるようになっています(除外製品のリストは当局または最寄りのSONCO事務所で入手可能)。下記は過去の規制対象製品の例で、ナイジェリア到着前に、特定の技術文書を提出し、テュフ ラインランドのような認定された認証機関による認可が必要とされていました。

玩具、電子製品、自動車、化学製品、機械類、ガス器具、紙類、文房具、安全保護装置、医療機器など。

これらの要件は最近数カ月の間に変更され、直近のSON規制にしたがって全製品(医療機器、太陽電池など)に適用されるようになりました。さらに標準に満たない設計や製造で、安全面で大きな危険要因があり、市民に経済的損失をもたらす可能性のある製品にも、これらの規制が適用されます。

テュフ ラインランドは、SONCAP対象の典型的な製品カテゴリーに加え、ナイジェリア市場向け医療機器のISO13485審査を行う特別認可も受けました。ISO13485は、SONCAPの枠組みの新要件です。

テュフ ラインランドの努力と国際的なサービスで、SONとの新しい協力関係が強化され、セキュリティと品質に対する需要に応えることができるようになります。この協力体制で将来、出荷プロセスの最適化に重点的に取り組む予定であり、製造業者にもメリットをもたらすと考えています。この最適化は、リスク分析によるアプローチと典型的な出荷前検査を考慮したもので、安全対策に積極的な製造業者にとって、製品が最適なプロセスで全要件を満たすことができるようになります。

テュフ ラインランド グループについて

テュフ ラインランド グループは、技術サービス分野で世界をリードする企業です。1872年に設立され、ドイツのケルンに本社を置く同グループの拠点は、61カ国490カ所を超えており、従業員数は1万3000名以上、売上高は11億ユーロです。同グループは、人、テクノロジー、環境の相互作用から生じる諸問題に対し、安全で持続可能なソリューションを開発することを基本理念に掲げています。

【プレスリリース連絡先】
テュフ ラインランド SONCAP 担当:
フランク・ベッカー、製品部 国際市場進出サービス、ゼネラルマネジャー
045-914-3888
soncap@jpn.tuv.com
www.marketaccess.tuv.com