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医療/医薬/介護 日本システム企画 株式会社 2010年07月22日


【プレスリリース概要】
世界で初めて小型装置で人体に非接触、薬剤を使用せず副作用無しで血中の酸化ストレスを抑制する技術(装置)を開発。
2010年7月17~23日にデンマーク・コペンハーゲンにて開催される第16回世界臨床薬理学学会の年次総会【World Pharma2010 (16th World Congress of Basic And Clinical Pharmacology)】で、その研究論文の発表を行う。論文発表は7月22日に当社、日本システム企画(株)代表取締役社長 熊野活行と、奥羽大学薬学部 山本准教授らが共同で行う。

【プレスリリース内容】
周知のとおり、体内の細胞が酸化する作用によって老化が始まり、またその酸化によって、様々な病気疾患(癌、脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化、糖尿病、痴呆等)が発症すると考えられている。

その根本的な原因となる血液中の酸化作用を薬など使用せずに副作用を起こさず抑制する技術を、当社が奥羽大学薬学部と共同で開発した。
本技術は、当社が建物内の給水管や空調冷温水管内の赤錆を防止する核磁気共鳴を利用した製品、赤錆防止装置「NMRパイプテクター」を応用したもので、医学・薬学的に実証試験を奥羽大学 薬学部 山本正雅准教授らとの共同で行い実証した。

■論文の概要
体内の酸化ストレスは蓄積することにより、老化や病気疾患を引き起こす。その為、できるだけ血中の酸化ストレスを減らすことが望まれている。
この度、当社と奥羽大学薬学部が開発したYubi-MR※1は、特殊な電磁波を指に照射することによって血中の酸化ストレスを抑制する装置である。この装置は、多くの建物に使われている「NMRパイプテクター」と同じ原理であり、水中からの電子を取り出す事で、その還元性を発揮するものである。
この装置から放出される特殊な電磁波を10分間指に照射し酸化ストレス値を調べたところ、酸化ストレス値を減少させることに成功した。マウスを使った動物実験においても、この装置から放出される特殊な電磁波の照射によってマウスの活動時間の減少を確認することができた。このYubi-MRは酸化ストレスを減少させるものであり、医療の現場においても酸化ストレスが原因の疾病の治療の効果が期待できるものである。
※1Yubi-MR:(ユビ・エムアール)本実験装置(共鳴装置)名称

■「NMRパイプテクター」について
建物の給水管と空調冷温水管等は、基本材質に鉄を使用する為、全体域は継手部が赤錆により劣化する。
それ故、全ての建物内の配管は20~30年で配管を交換する必要が生じるが、「NMRパイプテクター」を使用すると配管内の酸化劣化をほぼ完全に抑制できるので、建物寿命まで配管の寿命を延長できるのでその更新は不要となる。

■熊野活行 経歴
S.47年東京理科大学工学部工業化学科卒。S.47年大日本印刷株式会社入社。S.63年日本システム企画株式会社を設立。代表取締役社長に就任。同年日本ヘルス食品株式会社(現日本ヘルスケア株式会社前身)を設立。代表取締役社長に就任。H.5年 日本モンゴル友好交流協会を設立。会長に就任。H.14年 日本ミャンマー友好交流協会を設立。会長に就任。同年NMR株式会社を設立。代表取締役社長に就任。H.16年 東京大江戸ライオンズクラブを設立。会長に就任。H.8年モンゴル国国際経済商科大学共同設立(創立者)、名誉教授、名誉博士。(社)腐食防食協会、(社)空気調和・衛生工学会、日本マンション学会。日本核磁気共鳴学会、電子スピンサイエンス学会所属。

■世界臨床薬理学学会World Pharma (World Congress of Basic And Clinical Pharmacology) とは
世界最大級の国際臨床薬理学学会総会。第1回目は1961年スウェーデン・ストックホルムで開催、歴史ある臨床薬理学総会。4年ごとに世界各国で開催、第8回(1981年)には日本(東京)で行われた。世界中の臨床医や、薬学におけるトップレベルの研究者が開催地に集い、研究成果、最新の技術薬理学を当総会で発表を行われる。当総会で発表された論文の中にはWHO(世界保健機関)における指針や基準を形作る研究論文もある等、世界各国の医学・薬理学研究者、医薬品開発分野における最新情報の発信元として製薬企業らの関心も高い。WHOとの協力体制にある組織、IUPHAR (国際薬理学連合会)が主催し、Danish Society for Pharmacology と、the British Pharmacological Society によって開催される。

■商品化・発売時期
世界臨床薬理学学会での論文発表後3ヶ月以内に商品のサンプル出荷を予定。

【プレスリリース連絡先】
■本件に関するお問い合わせ先
日本システム企画 株式会社
151-0073 東京都渋谷区笹塚2-21-12
社長室企画広報担当:木原(キハラ)
TEL:03-3377-1106
FAX:03-3377-2214
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