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公共機関/NPO 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 2011年03月20日


【プレスリリース概要】
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(会長 若林恭英/所在地 東京都新宿区/以下SVA)は、壊滅的被害をもたらした東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災者支援を開始しました。

3月18日にSVA副会長の三部義道が岩手県釜石市と大槌町をSVAスタッフの市川と白鳥は宮城県石巻市および気仙沼市で現状把握を行いました。

【プレスリリース内容】
1995年の阪神淡路大震災以降、国内外での緊急救援活動を行っている公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(会長 若林恭英/所在地 東京都新宿区/以下SVA)は、壊滅的被害をもたらした東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災者支援を開始しました。
3月18日にSVA副会長の三部義道が岩手県釜石市と大槌町をSVAスタッフの市川と白鳥は宮城県石巻市および気仙沼市で現状把握を行いました。

■ 岩手県釜石市とその周辺
釜石市とその周辺はライフラインの復旧はしていません。栗林小学校には300人が身を寄せ合って寒さに耐えながら避難生活を送っています。この1週間住民自身が炊き出しを行っていますが、温かい食事をとることができたのはカップラーメンを食べた一度だけ。ここでは現在も一人一食につきおにぎり一つだけで生活をしています。

岩手県南部は物資がまだ届いていない状態です。この小学校で当会の元理事の篠原鋭一さん(千葉県成田市長寿院住職)が炊き出しを行う予定です。

■ 宮城県石巻市
地震から1週間たった今でも遺体が収容されることなく外に置かれています。

その中で行方不明の娘さんを探している男性に話を聞きました。地震が起きた時、職場には娘さんと1人の同僚、そして12歳の孫(娘さんの子ども)がいました。3人を津波が飲み込みましたが、運よく孫は流されているときに誰かに手をつかまれ助かったそうです。

緊急救援として現在のところ、物資の配布、炊き出しを行っていますが、このような悲惨な光景を目の当たりにするにつれ被災した子どもたちへのケアも必要になってくるものと思われます。

■ 宮城県気仙沼市に活動の拠点を置きます
SVAは、宮城県気仙沼市に拠点を置き、関係者と協力しながら、宮城県北部から岩手県南部での炊き出し、物資配布を行います。一部の物資(毛布、タオル、衣料品など)は現地に届き、本日仕分け作業を行っています。


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未曾有の災害に対して、一人でも多くの方のご支援ができますよう、
緊急救援募金にご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

▽ クレジットカード(MasterCardとVISAがご利用いただけます。)
http://sva.or.jp/donate-t/

▽ 振込先の口座番号 
口座番号:00170-8-397994
加入者名:SVA緊急救援募金 
*郵便振替用紙に「東日本大震災募金」とご記入ください。

【プレスリリース連絡先】
■ 本件に関するお問い合わせ先 
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
〒160-0015 東京都新宿区大京町31 慈母会館2、3階
Tel:03-6457-4586 FAX:03-5360-1220 E-mail:pr@sva.or.jp 担当:鎌倉
http://www.sva.or.jp/