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スポーツ/アウトドア 株式会社岡野電気 2020年02月28日


【プレスリリース概要】
株式会社岡野電気(本社:埼玉県さいたま市大宮区、代表取締役 岡野敏夫)は世界トップレベルで活躍する日本デフバレーボール協会(日本代表)のスポンサーに就任したことをお知らせします。

【プレスリリース内容】
デフバレーボール日本代表チームは、2017年に開催されたデフリンピックサムスン大会で、日本代表女子は金メダル、男子は7位、という成績をおさめました。日本代表男子・女子チームは、2020年7月のイタリア世界選手権へ向け「夢、努力、感謝」の3つの言葉を心に刻んで、全国各地から選抜された選手が、金メダルを獲得するために強化合宿を重ねています。
当社は、補聴器を販売する企業として、こうした前向きに努力を重ねる姿に感銘を受けスポンサーへ就任する運びとなりました。

日本では欧米諸国に比べて難聴を自覚していながら補聴器を装用しない、または間違った難聴ケアがなされた結果、改善せずに生活の質が低下したまま放置されることが散見されます。近年、難聴が認知症の一因になることも知られ始め、難聴が原因で起きる様々な障害の重大性を知る機会がないことも難聴問題を放置する原因になっていると考えています。この度のスポンサー活動を通して、難聴ケアの必要性やデフスポーツ全般の認知度を高める契機にしたいと考えております。 


■日本デフバレーボール協会について:
日本デフバレーボール協会は、聴覚障害者バレーボール関係者が集い設立したバレーボール団体で、前身の日本ろうあバレーボール協会発足から2020年で23年目を迎えます。 主な事業は、日本代表チームの強化・派遣、デフバレーボールの全国大会の運営、デフバレーボール(デフリンピック)のPR活動、デフバレーボールの指導・普及等を行っています。現在、会員約420名、日本の最大規模の聴覚障害者スポーツ団体です。

■デフバレーについて:
デフ(聴覚障害者)によるバレーボールのこと。チームメイトの声、審判の笛の音、ボールをはじく音などが聞こえない状態でプレーをする。一般社団法人日本デフバレーボール協会が主催するものとして、デフカップやマスターズカップがある。また、最高峰の国際大会としてはデフリンピックがあるほか、世界選手権なども行われている。6人制で行われ、それぞれコートや用具、競技形式など一般のバレーボールのルールと同じである(ネットの高さ:男子2.43m、女 子2.24m)。

■デフリンピックとパラリンピックについて:
パラリンピックは障害者のオリンピックと言われていますが、聴覚障害者はパラリンピックに出場できない替わりに、デフリンピック(Deaflympic:聴覚障害者を表す”deaf”と”Olympic”を合わせた造語で、デフの世界スポーツ大会)を聴覚障害者自身が運営し、4年ごとに開催されています。パラリンピックが広く支援を集める中で、デフリンピックやデフスポーツは、世間にほとんど知られていないマイナー競技であり、聴覚障害のために自由に意見を発信できないことや国内のデフスポーツ環境等が未整備の状態であることなどから、競技の存在が希薄化し、埋没している状況にあります。

■株式会社岡野電気について:
創業75年、埼玉県内で11の認定補聴器専門店を運営する企業。最近ではより多くの顧客ニーズに応えるためにプライベートブランド補聴器の開発・販売や、難聴予防の為の活動、認知症予防の体操を用いたセミナーを行う等、包括的な難聴ケアを行っている。日本デフバレーボール協会(日本代表)の公式スポンサー。

【プレスリリース連絡先】
本件に関するお問い合わせ先:
株式会社岡野電気
住所:埼玉県さいたま市大宮区宮町5-21
電話:048-641-5721
FAX:048-641-5722
Mail: y-okano@ha-okano.co.jp
Web: www.okano-e.com